ep37 ページ37
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スウェットを掴んでいた手をかがんだテヒョンの首に回す
はじめは驚いて、されるがままだったテヒョンも
ようやく何が起こっているか把握して私の腰を引き寄せてくれた
キスに夢中になっていて、制服に手が掛けられていることに気づいた時にはもう遅かった
「え、ここでするの？」
胸をトン、と押し、唇を離してそう聞いた
それなのに、テヒョンは何も言わずまた唇を合わせてきた
息が持たず、酸素を求めて無意識に開けた口から
隙を突かれて舌が侵入してきた
卑猥な音と漏れる声か玄関に響いて、
外まで聞こえていないか、とドキドキする
甘いとろけるようなその行為はとても寂しい事を訴えていて
私が代わりに支えてあげるんだ、と何度も伝えるように、与えられる快感に応えた
今思い返せば変な光景だったと思う
行為中にテヒョンが大泣きして、よく分からない状況になった
でも私は、大丈夫だよ、って
テヒョンの背中を優しくさすってあげた
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「…ごめん」
「ん、いいよ」
後処理をしながら恥ずかしそうに謝ってきたので
ぷ、と吹き出してしまった
「いろんな意味でスッキリした」
「いろんな意味、ね」
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(名前)いおり(プロフ) - 最初から最後まで全部読みました！今までで1番感動したかもです笑このストーリーと私で似ているとことが多くて気づいたら涙が笑ありがとうございます (2019年2月13日 2時) (
レス) id: 2e0b7ed5b9 (このIDを非表示/違反報告)
yuzukipuripuri0(プロフ) - ちょっとぴょんてなだけじゃなくて、ストーリーがあって、何度も泣かされました！ありがとうございました。 (2018年4月7日 21時) (レス) id: e71d877194 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 完結おめでとうございます！！ (2018年4月2日 15時) (レス) id: 61a89b26ee (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - zundaさん» ありがとうございます！ (2018年3月26日 12時) (レス) id: 6bf3a80c02 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新待ってます！！頑張ってください！！ (2018年3月26日 12時) (レス) id: 61a89b26ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：む | 作成日時：2017年10月22日 11時
