R物語 ( TH ) - 2

ep33 ページ33

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グクと別れて１週間が経った

シフトもそのまま



気まずくならないように会話をしてくれているから
変に気をつかってしまっている私にとっては、
とてもありがたい




「何かあったらなんでも言ってね」

なんて言ってくれたけどグクの言う「何かあったら」というのはきっとテヒョンのことだ

言いにくいにも程がある





それに実際何か起きてるし…




テヒョンが先週の月曜日から学校に来ていないのだ

今日は月曜日だからまる1週間学校を休んでいることになる




風邪かな、とは思ったけれど、それにしてもどこか引っかかる


私のせいかな？なんて自惚れた発想と
大丈夫かな？という心配が頭の中をぐるぐるする





「テテ連絡つかない」

「私も〜」



いつもテヒョンの周りに群がっている女子たちが
1箇所に固まってテヒョンの話をしていた



連絡つかないって…

風邪をひいていても１週間もあれば返信だの電話だの出来るだろうに




ざわざわと胸の奥がザワつく感覚に襲われた



テヒョンに何かあったらどうしようって
一人で苦しんでいたらどうしようって

一人暮らしだから余計に心配になる





「それにもう関係やめるって連絡来たっきりだから…なにかあったのかな」

「私も同じこと言われた」

「テヒョンらしくないよね」





関係やめる？
それってそういう関係を断つってことだよね



それってどういう意味？

私のため？それとも何か違うこと？









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まだ学校に来て1時間しか経っていないにも関わらず

私は荷物を置いて教室を飛び出した







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