【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ7)

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フィールド231 ページ7

サカモトさんとじゃれ合ってから眠りにつき、自分の精神世界に来る。
昔はむっくんから呼ばれないと来れなかったけど、今や自分の意思で来ることができている。

ここに来るのも、昔と比べて慣れたなぁ。

年寄りかのように昔を懐かしむ。
顔を俯かせてゆっくりと目を開けると、今の私は前世の姿へと変わる。
すると、すぐそこにむっくんとは違う別の男性の後ろ姿があった。

貴方「ほ?」

驚きのあまりに漏れた声は、自分でも頭が悪そうだと感じる。
その男性は振り返り、こちらをじっと見つめた。

鋭い目付きでこちらを見る鮮紅色の目。
黒髪のオールバックは雑に後ろへとやられていて、本人の性格が滲み出ていた。

……嘘やん。XANXUSやん←

い、いや!もしかしたら別人かもしれない…!!←
うん、そう!!そうだよね?!←

貴方「むっくん以外の人がいる〜」

「…おい女。ここはどこだ?」

貴方「ここ?ここは私の精神世界ですよ。
…てか、自分で来たんじゃないんですか?」

「知るか。
そもそも自分でこんな所にわざわざ来ねーだろ。こんな、何もねえ場所」

酷いなぁと思いつつ、「それもそうですね〜」と返す。
彼はXANXUSに似て毒舌らしい。

そして、私の返事が気に入らなかったのか、元々釣り上がっていた眉を更に釣り上げた。
あれ?返しミスったかな…?

貴方「あ、でも。人によって精神世界は違うらしいですよ?
私はこんなだけど、大海原だったり自分の記憶が映画みたいに流れてたり」

むっくんがそんなこと言ってたっけな、と昔の記憶を掘り下げて話す。
しかし、彼は私の話に返事もせずにそっぽを向いている←

完全なる無視である。

貴方「え、ちょっと無視ですか?!
あ、さっき言ったのと他に、見た目が違うことも本当稀にあるらしいですよ」

……マジで無視してくるらしい。
XANXUSに似てるからって…イケメンだからって無視して許されると思うなよ…!←

それから何度か話しかけたが総スルー←
流石のAちゃんも泣きそうです←