フィールド252 ページ28
チェル「たった今、ルッスーリアは戦闘不能とみなされました。
よって、晴のリング争奪戦は笹川了平の勝利です」
チェルベッロの無機質な声が聞こえる。
そして次の対戦カードも発表された。明日は雷の守護者らしい。
…ん?雷って屋上だよね。
え、積んだくね??←
適当に盗聴器付けといて家で聞いとくか。
呑気にそう考えながら帰宅した。
翌日もサカモトさんと一緒に登校し、てっちゃんと仕事をして帰宅。
家でゴロゴロしながら盗聴器と繋がるイヤホンを耳につけた。
まあ雷も同じだね。
ランボとレビィさんの勝負で、ランボが10年後、20年後と自分を連れてくるが、10年バズーカの時間の関係で戻ってしまう。
それからは一方的にやられてしまい、そんな所をツナが助けて雷のリングだけでなく、大空のリングもVARIA側に渡ってしまった。
次は誰だったかな…。雨とか嵐だっけ?
「明日の勝負は、嵐の守護者の対決です」
嵐…ごっきゅんとベルか。
まあ今までちゃんと原作通りいってるし、大丈夫かなあ…。
少しの不安はあるものの、大丈夫と言い聞かせて眠りについた。
そんな次の日___
貴方「え、てっちゃんもいない?」
今日は休日だが、ヒバリンがいない代わりに登校することになっていた。内心めんどくさいなあと思いつついつも通り登校してきた。
しかし、今日はてっちゃんもいないらしい。
「はい…。昨晩から熱を出したようで…」
貴方「そかそか。連絡ありがとね」
「あの、なにかお手伝いは…」
貴方「大丈夫、自分達の仕事しておいで。何かあったらこっちから言うよ」
伝言を伝えに来た、少し不安そうな風紀委員にそう言うと、返事をしてから応接室を後にする。
今日は1人か。
……1人か…。
今日の書類の量を見る。
昨日一昨日はてっちゃんがいたから何とか終わったものの…。
なんならこれ昨日より多くない…??←
終わるかなあ…。
不安に思いながらも、やらなければ当然終わらない。
やるしかないと思い無心でペンを動かした。
朝8:00頃から仕事を始め、途中で見回りや休憩を挟みながら終わらせていると、やっと終わりが見えてきた。
もうこの委員会やだぁ!帰りたいぃぃ←←
時計を見ると16:00を回ろうとしていた。
最近争奪戦を見ているからか、私の体は眠気に負けそうになっている。
仮眠でも取ってからやろう…。
そう思い、メガネをケースにしまってからソファーに寝転ぶ。思ったより体は疲れていたのだろう。
瞼を瞑って数分後には眠りについていた。
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作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時