フィールド251 ページ27
貴方「あれ?ヒバリンは?」
翌朝、応接室に行くとてっちゃんしかいなかった。
いつもだったら仕事をしているか、それか窓から並盛を眺めているのに…。
草壁「委員長は本日から修行で不在のようです。
その間は並盛をよろしく、と伝言を預かってます」
貴方「あー…なるほどね。りょうかーい」
いつもは屋上で殺り合っているのにわざわざ外に出るということは、今日の夜から並盛で争奪戦が始まるってことか。
まあ並中に知らない連中が入ってきて、そこでバトルするなんて知ったら…ねぇ?
その日はてっちゃんと和やかに書類を済ませて1日を終えた。
その日の夜、リング争奪戦を見守るために私は屋上に来ていた。
原作と変わっても嫌だし、いつ私の番が来るかわかんないしね。
VARIAの人達が来て30分後ぐらいにツナたちが来た。
どうやら晴の守護者同士の対決かららしい。
確か原作通りかな?
全員集まったところでグラウンドへと移動した。そして知らぬ間に設置されていた格闘技のリングを模した特設リングの前で説明を受けているようだ。
あ、そうそう。あんなリングでやってた気がする。
有幻覚でサングラスを作って見守る。
ツナたちが円陣を組んでから勝負は始まった。
後は確か原作通りだったはずだ。
擬似太陽に照らされるリング内。そんな中でサングラスのない笹川さんはフルボッコにされて脱水症状になりながらも、自身の汗を使って証明を割った。
これでようやくフェアな状態になった。
だがルッスーリアは笹川さんの汗を使って、同じ…いや、それ以上のことをしてみせる。
まさにヴァリアークオリティだ。
それから戦いは続くものの、笹川さんは左腕も右腕も負傷。
絶体絶命かと思われた時に京子ちゃんと花ちゃんが現れた。
どうやらツナのパパンが連れてきたらしい。
京子ちゃんのお陰か、笹川さんは再度力をみなぎらせ、ルッスーリアさん自慢のメタル・二ーを割ってみせた。
ルッスーリアさんに笹川さんのパンチを防ぐ術がなくなったため形勢逆転だ。
再戦を焦るルッスーリアさんだったが、ゴーラモスカが背中に銃弾を撃ち込んだ。
___「弱者は消す」
VARIAのしきたりによって、ルッスーリアさんは消された。
あの優しくしてくれたルッスーリアさんの姿に胸の奥が少し傷んだ。
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作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時