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フィールド247 ページ23

まあ、わかんないし。1番下座の席にでも座っとこ。
そう思い、3人がけのソファーの端にちょこんと座った。

え、なにこれ…。
めっちゃソファーふかふかだ……←

ベル「じゃあオレ、こいつの隣ー♪」

ソファーのふかふかを味わっていると、そう言って隣に座ってきた。
ベルフェゴールさんだ。腕にはまだマーモンを抱えている。
え、なぜこっち来た??←

そして全員が座った頃に、私は抱いていた疑問をXANXUSさんにぶつけた。

貴方「XANXUSさんXANXUSさん。なんで私も連れて来られたんですか?」

XANXUS「あ?ただの気分だ←」

貴方「ただの気分で拉致ってくんなよな←」

XANXUS「あ゙?←」

貴方「おん??やんのか?←」

スク「ゔぉ゙い!ちょっと待ちやがれ!!」

XANXUSさんと私で火花を散らしているとスクアーロさんが間に入る。そんなスクアーロさんにXANXUSさんが手元にあったグラスを投げつけた←
毎度お疲れ様でーす←←

スク「何しやがんだクソボス!!」

それが火種となり、XANXUSさんとスクアーロさんが喧嘩を始めた←
それをボケーッと眺めていると、隣から肩を叩かれる。

ベル「なあなあ、お前ってなんでうちのボスと知り合いなの?」

マーモン「それは僕も気になるな。かなり気に入っているように見えるし」

貴方「え、あー…。2人は"精神世界"って知ってますか?」

その言葉にベルフェゴールさんは「精神世界…?」と頭にはてなを浮かべる。
対してマーモンさんは知っているのか、少し雰囲気をピリつかせた。

マーモン「…眠っている時や瀕死となって意識と肉体が離別している時、ごく稀に行ける世界……」

貴方「そうです。簡単に言うとそこで会ったんです。
ちゃんと会うのは今日が初めてですよ」

マーモン「ちょっと待て。なんで君みたいな奴が精神世界なんて知っている?
その口ぶりでは何度も行っているのか?」

貴方「初めて行けた時は偶然だよ。最初は友達に連れて来てもらってたけど、今では自分で意志を持って行ける。
あと回数は…そうだね。行き過ぎて覚えてないや」

マーモン「"友達"…?」

貴方「そ、友達」

マーモンに向かってにっこりと笑顔を作る。
流石にむっくんのことはプライバシーもあるし教えるつもりは無いよ。

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作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時

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