【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ3)

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それを聞いて、私の胸ぐらを掴まれる。
その反動で数歩後ろへ下がった。

獄寺「てめえに何がわかるんだよ!あ"あ?!」

貴方「そもそも矛盾してんだよ。
ツナのために強くなるのは分かる。どうぞご自由に。勝手に頑張ってろ。
でも、ツナのために死ぬのは違うっしょ?」

獄寺「はあ?!!結局何が言いてーんだよ!!」

さっきよりきつく睨みつけるごっきゅん。

いやいや、気付いてくれよ←
まあ、遠回しに言い過ぎたか。これで分かればこんなことしてないだろうし。

貴方「ちゃんとツナのこと分かってたら、そんなこと思わないでしょ。
友達や仲間のことを1番に考えていて、敵にすら同情する甘っちょろいアイツが、「オレのために死ね」だなんて言うか?
何?直で本人に言われたの?言われてないっしょ??」

そう言うと、黙り込んでつばが悪そうに目をそらす。
その反応に、やっぱりそうだろうなと思って話を続けた。

貴方「そもそも、自分1人守れないで大切な人守れんの?
勝手な解釈してんなよ、このエゴイストが。
それに、アンタみたいな奴の他に、命助けようとする人がいること忘れちゃダメでしょ。
いるでしょ?アンタの身近にさ」

すると、ハッとしたような顔をしてこちらを見る。
そして、ゆっくりと胸ぐらを掴んでいた手を緩めた。

貴方「ってことで、これでも舐めながら頭冷やしな」

帰り際にチュッパチャプスをごっきゅんに投げ渡す。
そんな私にごっきゅんは何か言おうとしていたが、それを無視して足早と帰った。

それから山からは振動も爆発音もなくなった。
やっと気付いたか。

○ ● ○ ●

貴方「おお、駄菓子か…」

山を降りてすぐの所に、昭和レトロな建物が目に入る。
「神崎商店」と書かれた古い看板は、何とも時代を感じさせるものだ。

「犬、3つまでですよ」

「わかってらすよー!」

駄菓子を買うか迷っていると、聞きなれた声が店内から聞こえた。
もしかして、と少し中を除くとやっぱりだ。予想通り、むっくん達がいる。
見たことがないメガネの子は柿ピーくんか。