【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ18)

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フィールド242 ページ18

そんな戦い続ける日が何日か続いた。
ずっと戦ってばかりでいいのかなとも思ったが、ヒバリンは元が強いから、あとは経験積ませるだけでいいのかと自己解決する。

「21円のお返しとレシートになります」

おつりを財布に入れ、コーヒー牛乳とお菓子が詰められたレジ袋を取る。ぽつりとお礼を言って、レジを後にした。
「ありがとうございましたー」間延びした声を背に自動ドアをくぐった。

コンビニを出ると、ひんやりとした風が肌を撫でる。ついこの間まで暑かった気がするが、もうめっきりと寒くなったものだ。
まあ、10月中旬だし当たり前か。

そろそろ長ズボンにしようかな。
トップスはスエットだけど、流石にショートパンツは少し寒かった…。

ぼーっと歩きながら、レジ袋からチュッパチャプスを手探りで取り出す。
周りが暗くて何味かはわからないが、多分大丈夫だろうと包み紙を爪で破る。そして、雑に口の中に放り込んだ。

……あ、ぶどうか。

街灯の元まで行って確認すると、紫色の包み紙だった。
ぶどうは久々な気がする…。

いや、気のせいか。一昨日もぶどうだっただろ←

1人虚しくツッコミを入れる。
そして、歯磨きをした後なのにチュッパチャプスを舐めてしまったことにも気付いてしまった←

…まあ、いいや。帰ってまた歯磨きしよ。

そう思うと吹っ切れてしまい、紙パックのコーヒー牛乳も開けてストローを差す。
甘ったるくないコーヒー牛乳で、個人的に好きな部類だ。

いや、甘いの好きだけどさ?コーヒー牛乳は甘ったるくない方が好きなんよね←
ワガママ?うるさい←

貴方「にょえ…!あ、すみま……」

「あ"あ…?」

ちょうどT字路を曲がった時だ。死角から来ていた集団にぶつかってしまった。
謝罪をしようと顔を上げると、何とも見覚えのある集団じゃないですか←

いや、見覚えしかないですね←

「てめーはあの時の…!?」

貴方「あー…あははー偶然ですねー……」

街灯に照らされてキラキラと輝く長い銀髪。その儚さにはそぐわない、少し強面な鋭い目。
そして、無駄にうるさい天然メガフォンボイス←

ボンゴレ暗殺部隊「VARIA」No.2のスペルビ・スクアーロの姿があった。