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フィールド226 ページ2
足場の悪い山の中。
ごっきゅんを探して音のする方へと近付くにつれて、地面からの振動が激しくなる。
貴方「どわっ…!」
振動と足場がさらに悪い所が重なり、躓いて派手に転ぶ。
……あの爆弾野郎め…←
付いた土なんか気にせずに走り出す。
すると、見慣れた銀髪が煙の中から見えた。
ふらついた彼の手には大量のダイナマイト。
そこからいくつかが零れ落ちる。
それらの導火線を狙って、私は弾を撃ち込んだ。
今回ばかりは実弾だが目を瞑って欲しい←
驚いてこちらを見るごっきゅんを他所に、私は残りのダイナマイトの導火線も狙って全ての火を消す。
そんな私をじろりと見る。
いつもは綺麗だと感じる翡翠色の目は、今は冷たくて寂しく感じた。
獄寺「てめえ、何の用だよ」
貴方「あれ?助けたのにそれは酷くない?」
獄寺「オレは助けろだなんて頼んでねえ!
オレは10代目のために今以上に強くなんねーといけねーんだよ!!」
貴方「そう言う割に、変な修行方法だよね←
何?死にたいの??←」
獄寺「…オレは、あの人のためなら死ぬ覚悟なんてとっくにできてる」
いつも通りに接しているけど、正直結構イラついている。
こいつがこんなバカだと思わなかった。
取り敢えず、1発ぶん殴りたい←
獄寺「わかったらすっこんでろ!!」
貴方「うん。
アンタの10代目への思いがそんなもんなんだなってことがわかったよ」
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作者名：クレヨン | 作成日時：2020年9月21日 5時
