【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ5)

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フィールド229 ページ5

骸「クローム、少しいいですか?」

黒曜ランドに着いて、施設内へと入ってシアタールームまで来る。
何だかここも久々だなぁ。

そして、やっぱりクロームちゃんらしいからめちゃくちゃ喜んじゃってるよ←
顔に出さないように必死だけど←

骸「前に話した、僕の友人です」

クローム「あ、骸様の…」

貴方「三浦A。そして、この子はサカモトさん。よろしくね♪
名前聞いてもいい?」

クローム「えっと…クローム、髑髏。こちらこそよろしく、A様←」

え、様…?!まさかの様付け?!←

貴方「え、いや。普通に呼んでくれればいいんだけど…。
様付けられるような立場でもないし…」

クローム「私の恩人は骸様で、A様はその骸様の恩人だから…」

貴方「せ、せめてちゃん付けとかは…」

そう言うと、少し不服そうな顔をするクロームちゃん。
…まあ、いいや。

面倒くさくなって、好きに呼んでいいよと言う。
すると、満足そうに笑って「うん、A様」とやっぱり様付け←

……まあ、いいや←

貴方「…ん?てか、ちょっと待て。私むっくんの恩人ポジションなの??←」

クローム「骸様が…」

骸「クローム、戻って大丈夫ですよ←」

慌てて止めに入るむっくんが、あまりに珍しくて顔がニヤニヤと笑う。
ほ〜、これはむっくんの弱みを握るチャンスか?←

貴方「じゃあクロームちゃん。あっちで一緒にお話しよ〜←」

骸「あーもう!後で自分で言いますから!!」

貴方「お?言ったな?」

「後で」とは精神世界でのことだろう。
何だか今日は珍しいむっくんがたくさん見れた。
それが楽しくて、意味もなく笑顔になってしまう。

それから、皆で少し駄弁ってから帰路についた。

貴方「何か、久々に楽しかった気がするね」

家に着いて、やることを済ませて一息つく。
サカモトさんにそう言うと、可愛らしく鳴いた。