フィールド259 ページ35
リボーンは相変わらず勘が鋭い…いや、今回は私がヘマしただけか←
まあでも少しだったらいいかな。
そう思って、XANXUSさんと精神世界で会ったこと、
数日前にVARIA御一行と会ったことを話す。
ああ、VARIAの仮拠点に行ったことは言ってないよ。むっくんのこともね。
リボーン「なるほどな」
貴方「あ、あと…まあこれを信じるかはリボーンの勝手だけどね。
エリちゃんがVARIAにいた。本名はトリスティア」
リボーン「!?」
貴方「それぐらいかな」
リボーン「…あと、ボンゴレ9代目に関して聞きたいことがある」
貴方「ボンゴレ9代目…??なんで私に?」
リボーン「お前の意見も聞きてーんだ」
そう言って、雷のリングの争奪戦のことと軽く「ゆりかご」のことを話した。
私の意見ねぇ…。
貴方「そう言われてもなあ…」
どうしよう…。
本当のこと言うのも怖いし…。
リボーン「A、オレには話せねーか。
ツナ達にも口外しねーぞ」
私の目を真っ直ぐと捉えて言う。
その目を見て、無意識に口から言葉が出ていた。
貴方「………わかった。少しだけなら」
リボーン「!?…ああ」
貴方「ゴーラ・モスカの設計図を見たことはある?」
リボーン「昔1度だけならあるぞ」
貴方「……着いてきて」
肩に飛び乗ったリボーンを連れて、私の部屋へと来た。
白を基調とした部屋の中で、異質のように浮いているハッキングの時に使っていたパソコン。
3画面もあったから使い勝手よかったなあ…。
リボーン「これは…」
貴方「ハッキング用のパソコン」
ちょっと降りてもらえる?とリボーンに言ってから久々に起動させる。
そして私はリボーンに説明をしながらハッキングを始めた。
久々だったが、指が覚えているらしい。
すんなりとボンゴレの機密情報内へと侵入できた。
貴方「あのモスカは元々旧イタリア軍の人型兵器。
それを第二次世界大戦後に研究資料をボンゴレが買い取った。
そして、その資料がこれね」
ハッキングを行っていない画面にその資料を移す。
そして他に見せるものがある為、私はハッキングを続けた。
貴方「そしてつい最近までボンゴレ地下にあったその
施設が稼働し、モスカが作られ、とある場所へと送られた。
それがここ」
リボーン「!!…VARIA……」
貴方「そう。
そしてこれが9代目専用ジェット機のスケジュール」
もうハッキングする必要が無いため、資料だけ残して画面を消す。
椅子をくるりと回して、リボーンと向き合う形になった。
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作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時