検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:16,267 hit

フィールド259 ページ35

リボーンは相変わらず勘が鋭い…いや、今回は私がヘマしただけか←
まあでも少しだったらいいかな。

そう思って、XANXUSさんと精神世界で会ったこと、
数日前にVARIA御一行と会ったことを話す。
ああ、VARIAの仮拠点に行ったことは言ってないよ。むっくんのこともね。

リボーン「なるほどな」

貴方「あ、あと…まあこれを信じるかはリボーンの勝手だけどね。
エリちゃんがVARIAにいた。本名はトリスティア」

リボーン「!?」

貴方「それぐらいかな」

リボーン「…あと、ボンゴレ9代目に関して聞きたいことがある」

貴方「ボンゴレ9代目…??なんで私に?」

リボーン「お前の意見も聞きてーんだ」

そう言って、雷のリングの争奪戦のことと軽く「ゆりかご」のことを話した。
私の意見ねぇ…。

貴方「そう言われてもなあ…」

どうしよう…。
本当のこと言うのも怖いし…。

リボーン「A、オレには話せねーか。
ツナ達にも口外しねーぞ」

私の目を真っ直ぐと捉えて言う。
その目を見て、無意識に口から言葉が出ていた。

貴方「………わかった。少しだけなら」

リボーン「!?…ああ」

貴方「ゴーラ・モスカの設計図を見たことはある?」

リボーン「昔1度だけならあるぞ」

貴方「……着いてきて」

肩に飛び乗ったリボーンを連れて、私の部屋へと来た。
白を基調とした部屋の中で、異質のように浮いているハッキングの時に使っていたパソコン。

3画面もあったから使い勝手よかったなあ…。

リボーン「これは…」

貴方「ハッキング用のパソコン」

ちょっと降りてもらえる?とリボーンに言ってから久々に起動させる。
そして私はリボーンに説明をしながらハッキングを始めた。

久々だったが、指が覚えているらしい。
すんなりとボンゴレの機密情報内へと侵入できた。

貴方「あのモスカは元々旧イタリア軍の人型兵器。
それを第二次世界大戦後に研究資料をボンゴレが買い取った。
そして、その資料がこれね」

ハッキングを行っていない画面にその資料を移す。
そして他に見せるものがある為、私はハッキングを続けた。

貴方「そしてつい最近までボンゴレ地下にあったその
施設が稼働し、モスカが作られ、とある場所へと送られた。
それがここ」

リボーン「!!…VARIA……」

貴方「そう。
そしてこれが9代目専用ジェット機のスケジュール」

もうハッキングする必要が無いため、資料だけ残して画面を消す。
椅子をくるりと回して、リボーンと向き合う形になった。

フィールド260→←フィールド258



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
604人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。