【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ12)

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フィールド236 ページ12

ディーノ「それがな?昨日リボーンと話した結果、お前にも恭弥の相手をしてもらうことにしたんだ←」

貴方「……は?」

雲雀「へぇ…」

ディーノさんの言葉に絶望的な顔をする私とは反対に、ギラリと目を鋭く光らせるヒバリン。
その姿は飢えた獣そのものだ。

貴方「…まあ、だいたい理由はわかりますよ。
どうせ、双方のレベルアップになるとかですよね」

ディーノ「おっ、よくわかったな!」

いや、でもヒバリンが相手って疲れるから嫌なんだよね…。
せめてご褒美があれば話は別だけど←

そう思っていたら、本当にご褒美があるようだ。
なんでも、ナミモリーヌのスイーツを好きなだけ買ってくれるらしい。

まあ、そんなこと言われたらすぐ乗っちゃうよね←

いや、考えてみな!?好きなケーキ屋さんのスイーツを好きなだけ買ってもらえるんだよ!?←
即OKするでしょ!!←←

単純だって?
「子供の心を忘れていない」って言ってくれないかな??←

貴方「でも1日1戦だけなら。ヒバリンの相手って1番疲れるし←」

ディーノ「わーったよ。
本人からの了承も得たことだし、さっそく行くか」

ディーノさんのその言葉に、私とヒバリンは互いに横目で見合い、頷いた。

かと言って、応接室を無人にするわけにもいかないので、てっちゃんに留守番をお願いしてから屋上へと上がる。
仕事押し付けちゃってごめんよ…。

貴方「ディーノさん、これってルールとか設けられてます?」

屋上に着いた時にふと思い、彼に問いかける。
しかし特に聞いてないらしく、お前らの好きなようにすればいいと思うぜ、と言われたが……。

いや、一応修行なんだからアンタも考えた方がいいでしょ…←
……まあ、いいや。わざわざ言うほどのことでもないし←

貴方「どうする?いつも通り?」

雲雀「それでいいんじゃない?
それより早く闘おうよ。久々に君を咬み殺すのが待ち遠しいんだ←」

昨日は…あ、そっか。
ディーノさんとの後で体力消耗している時だったね。

貴方「久々な戦闘狂発言をどうもありがとう!
全然嬉しくないけどね!!←」

＿＿＿＿＿「いつも通り」

私達の中でそう表現される、殺り合う時のルールは至ってシンプル。
制限時間は30分。その時間内で相手を戦闘不能にさせれば勝利だ。

しかし、30分で私もヒバリンも倒れることはまずない。
そのため、次は25分、20分と時間を縮めていき、その時間内で倒せたら勝利というルールが追加されたのは記憶にまだ新しい。

まあ、毎回勝ってるの私なんだけどね←