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フィールド272 ページ2

ソファーに寝転がったまま寝てしまっていたらしい。
目を覚ました頃には7:45になろうとしていた。

貴方「っ!?嘘だろ!!?」

絶対間に合わない。寝坊である。

取り敢えず、着替えて顔だけ洗う。
そして、スクールバッグを乱暴に取って家を出た。

貴方「あ!!サカモトさん!」

肩の軽さに違和感があると思ったらこれだ!!
急いで戻り、サカモトさんを連れて来る。

貴方「行ってきます!」

少し重たい玄関の扉を力一杯に押し、もたつきながらも鍵を閉める。

多分忘れ物はない!大丈夫!!←
そう信じて学校まで走った。

普通の生徒は8:30までに登校すればいいのだが、なぜか風紀委員は8:00まで。
そして家から学校までは約15分かかる。

全力で走ればワンチャン行ける!!かも!!!←



雲雀「___で、そんな朝から疲れてるの」

学校に着いた時刻は7:58。ギリギリセーフだ。

私が朝から息を上げて応接室に来ることなんてない。
そのため、ヒバリンからどうしたのか聞かれ、素直に寝坊したことを伝えたのだ。

貴方「何とか…っ!間に合っ…たんだから…!!大丈夫…っでしょ…?」

雲雀「間に合ってはいるけど、風紀委員…ましてや風紀委員長補佐なんだから。時間には余裕を持って来てよ←」

貴方「うぅ…今日もヒバリンの正論パンチはキレッキレだ←」

朝からゴリゴリと体力が削られていくぜ☆←

そんなアホなことを考えていると、ヒバリンがくすりと笑う。
ヒバリンが笑うなんて珍しいなあ、と思いくるりと振り返った。

雲雀「君、寝癖すごいよ」

貴方「え!?嘘!!?」

私の慌てる姿を見て声をあげて笑い出した。
くっそ…絶対直してやる…←

コンパクトミラーを見ながら櫛で梳かす。だが、いつもより強く癖が付いているようで全くと言っていいほど変わっていない。

帰っていいかな?←
何この髪の毛達。主人の言うことぐらい聞けよ←

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暁月臨(プロフ) - この作品大好きです!!更新心待ちにしています!!応援してます頑張ってください!!! (6月3日 14時) (レス) @page7 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - この小説好きすぎて一気読みしました!続きたのしみにしてます! (2021年11月26日 4時) (レス) @page7 id: 65a4e6fd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クレヨン | 作成日時:2021年11月6日 13時

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