土方くん、君って人は。【銀魂】

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土方くんの隊服をちょっとつついて




｢ねぇねぇ、土方くん、誰、あれ｣



と、聞いてみる。









｢グラサンが警察庁長官の松平片栗虎で、
もう1人は現将軍の徳川茂茂様だ｣






｢え！？あれ将軍なの！？うわ、初めて見た…｣







こんなに身近に将軍いるんだね。





｢あの人達の無茶ぶりはほんとに困る｣






｢じゃあ今日はキャバクラ行きたいっていったからここにいるのねー｣





お守りって大変そう…。






｢で、仕事か？ここにいるのは｣






｢うん、事情聴取ってやつ｣






｢そうか、また落ち着いたらそっちにいく｣





｢うん！また来てね、お客さん｣






｢なに、土方くん吉原通ってんの？｣






｢いいお客さんだよー、とっても｣





お酒たくさん飲んでくれたからね。






｢｣





あれ、なんで黙るの。






｢あー、なるほどねぇ。そういう事か｣





｢じゃ、私これで行くねー。お守りがんばってね。
銀時、行こう｣









ヒラヒラと手を振る。





｢ああ、またな｣









,







｢ねぇ、付き合ってんの？？｣





｢付き合ってないよ？｣





｢ふぅん｣






(ありゃ、土方くんお前に気あるようにしか見えねぇんだけどな)






｢付き合ってないんじゃなくて、付き合えないんだよ｣






｢え、どうした、急に｣







｢土方くんには好きな人いるんでしょ？？｣








(まて、それ多分お前じゃね？？)







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