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久しぶりの大貴は
なんだか少し大人びていた
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でも変わらない香り
変わらない仕草
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大「なかったら、大丈夫です。とりあえずこれお願いします」
「 あ、はい 」
声でバレてしまう
顔を上げたらバレてしまう
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「 450円です。 」
心臓がうるさかった
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バレないで…
でもね
それよりも
なにかの拍子で私だって気づいてほしい
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大「なあ………俺とどっかで…」
レシートを出そうとした時
聞こえた大貴の声
「 あったこと… 」
「 大貴〜っ!」
大「 あ…あぁ!今行くから 」
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"大貴"そう呼んでいる女の子にはばまれた
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大「 すみません、レシート大丈夫です」
彼は何もなかったかのように
女の人と出て行った。
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そりゃいるよね……
彼女くらい
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こうやって偶然を運命と勘違いして
期待して
バカなんだって
思った
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作者名:ちゃんもな | 作成日時:2019年2月25日 19時