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story１ ページ1
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それは、高校の入学式
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「ハア...ハア...遅刻する...！」
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私は遅刻した。
いや、しそうになった。
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こんな大事な時に遅刻なんてありえない
真面目な性格であった私は、必死で走った。
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ドンッ＿＿＿
「あッ...！ごめんなさい」
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あと少し、あと少しで体育館＿＿＿
そう思ったつかの間
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大「大丈夫...?」
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こけそうな態勢だった私の体を見事に受け止めてくれた人
先輩...だろうか
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制服だって着こなし、
香水の香りを漂わせている。
でも身長だって、私より少し高いくらいで
どことなく幼く感じた。
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「すみませんでした」
でも
チャラい・・・
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第一印象はそんな感じ
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軽く頭をさげて、そのあとは体育館に向かったっけ
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作者名：ちゃんもな | 作成日時：2019年2月25日 19時
