桜の瞳の見つめる先にはハンター試験【H×H】

No.071 トウチャク×ノ×サキ ページ33

男は走り出した

はずだった

足を切断されたのだ

「な…なんだ…これは…」

『誰も君に攻撃しちゃいけないなんて、言ってなかったからね。歩けない状態にしたら君は自動的に汲めなくなる。なら必然的にボクの勝ちだ』

「いや、それはルール違反だ」

またスピーカーから声が聞こえて来た

「水汲みをしろと言ったんだだから」

『分かった！分かった！水を入れれば良いんでしょ！』

念能力で水を汲んだ

『これで良い？』

ヤケクソといったようにスピーカーに向かって叫ぶ

「…良いだろう。条件は満たしている。勝者A」

『イエー！』

思わずガッツポーズをした

モニタで見ていた男が苦い顔をしていた
あいつ、念能力者か
と

こんな調子でテストが続いた

結局テストは1人にも負けずあっけなく終わり最後の勝負で少々切り傷を負った程度でゲートをくぐった

ゲートをくぐると既に2人の男が居た

_ヒソカとイルミだ

『2人とも流石だねー』

ヒソ「君にしては遅かったじゃないか♡」

イル「カタカタカタ(Aが遅すぎるんだよ」

ヒソカもイルミも元気そうだった

『遅すぎるって言ったってさー…試練官？たち7人と順番に変な勝負してたからだよ』

イル「カタカタカタ(変な勝負って何」

イルミが突っ込んだ

『水汲み、穴掘り、キュードー…は初めてだったからちょっと危なかったけど、箱運び、間違い探し…これはちょっと楽しかったかな、椅子取りゲーム、あ！最後の人は死んだら負けのガチンコ勝負したから楽しかった』

ヒソ「楽しんでるね♤良かったじゃないか♧」

「ウォォォォ！俺が1番だーーー⁉違ったーーー！」

禿げた男が派手にゲートを通過してきた

そして男はAの方に近寄ってきた

「よっ！オレはハンゾー！ここだけの話、オレ、ニンジャなんだよ…でもお前すごいな、オレに勝てるなんて！大したガキだな、ハッハッハッ！」

肩を叩きながらこれだけ言ってまた去っていった

『…あの人忙しいね』

ヒソ「でもボクの中では合格だよ♡」

イル「カタカタカタ(偶に、ヒソカの合格の基準が分からなくなるよ」

_
黄道12星座を元にしてみました。
最初の男は水瓶座のイメージです。
…性別は突っ込まないで頂けると嬉しいです…

No.072 ツギツギ×二×シュウゴウ→←No.070 12×ノ×ホウホウ

ラッキーキャラ

ゴン

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