平行線 (ページ5)

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撮影が一通り終わって、
インタビューも終わったらしく

深「ありがとうございました。お疲れ様でした！」

岩「ありがとうございます。お疲れ様でした」

そんな声が聞こえて来る。

その後すぐに着替える為にメイクルームに戻ってくる2人。

『お疲れ様でした』

深「お疲れ様～」

岩「Aもお疲れ」

『うん、ありがとう。お疲れ様』

照くんが脱いだ衣装の上着を受け取る。

岩「あ、サンキュ」

深「ねえ、照～」

岩「なに？」

2人が話している横で
メイク道具をカバンに突っ込む。

岩「A」

『ん？』

岩「今度飲みに行かない？」

『…あ、そうだね』

岩「嫌だった？」

『ううん！全然！さっくんも、久々に会いたいなぁ』

岩「呼ぶ？」

『ん～…、予定が合う、なら？』

岩「伝えとくわ」

『分かった、ありがとう』

嫌なんかじゃない。

むしろ久々に会えて嬉しかったのに。
さっくんにも会えるかもしれないのに。

でも、いつまでも避けてられないよね。

照くんには伝えてないけど、
これから彼等と仕事をすることが増えるんだから。

「深谷さん、今度からJr.に加えてSnow Manも担当して貰うことになったから宜しくね」