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▽ ページ29
… i side
Aと再会してから
もうそろそろ半年になんのか。
すっかりみんなと打ち解けたA。
良かったと思う反面、
少し残る心のモヤモヤ。
深「なあ、照」
岩「ん？」
深「今日、飲みに行かね？」
岩「お前今の顔やべえよ」
深「うるせえわ！」
岩「あっははっ！良いよ良いよ、行こ」
深「あんがとね！」
ふっかから聞かされんのかー。
Aが好きだーって？
いやいや、まだ決まったことじゃねえ。
落ち着け、俺。
ふっかを見れば
Aと一緒に笑ってて、
不覚にもお似合いだと思った。
翔太は、
Aは、
どう思ってんのかな。
お互いのことも、
俺のことも。
頭を使い過ぎて疲れた。
佐「照、大丈夫？」
岩「大丈夫大丈夫」
佐「本当に？」
岩「ん、まじ。心配無用だわ」
阿「ねえ、照に一個聞いていい？」
佐久間と一緒に居た阿部。
急に横に現れるからびっくりするわ。
岩「ん？」
阿「翔太とAちゃんってさ、」
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作者名：ほたる | 作成日時：2021年6月15日 22時
