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… s side
佐「よーし、お願いします!」
『はーい。さっくんの髪の毛相変わらずふわふわだなあ』
佐「あ、さっくんになった」
『あ、ごめ。今はお仕事だもんね。馴れ馴れしかった』
佐「いや違う違う。嬉しかったって話よ」
『あ、ほんとに?なら良かった』
佐「みんなの前でもそう呼んで」
『え?なんで?』
佐「なんでも!」
首を傾げながら頷くAを見て俺は笑う。
『分かった』
佐「そういえば、次翔太だけど大丈夫そう?」
『うん。仕事だから』
佐「そかそか。大丈夫!肩の力抜いて!」
『そんな思ってるより気不味くないよ!大丈夫!』
佐「多分さ、翔太が凄え変な顔して入ってくるだろうから、笑ってやりな!」
『そう…だねえ。出来たらそうする』
きっと2人はお互いに気を使うから。
優しいからこそ、2人にしかわからない気持ちがあんのも分かってんの。
でもほらやっぱりさ?
これから一緒に仕事をしていく身としては
仲良くいて欲しくて。
別に喧嘩してるわけじゃないけど。
笑ってて欲しい。
Aには。
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作者名:ほたる | 作成日時:2021年6月15日 22時