検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:105,900 hit

79 ページ29

気付いてた。




知らないフリをしてた。


凄く前からだと思う。





“ふっかさんのことを好きな私”



そのレッテルだけが私を安心させてたことにも、

貴方と出会ってから気付けた。








いつまでも忘れられない自分。


それすらも自分を縛ってた。


気持ちをひた隠しにして。









ふっかさんに想いを伝えなかったこと、

きっと、私自身も分かってたから。






憧れで終わってたことに。








何よりも、

ふっかさんと彼女が別れた理由を知ってるからこそ、


きっと、誰よりもふっかさんに幸せになってほしいと思ってた。



恋が愛に変わって、


今となっては、兄の様な存在に変わっていた。




ひたむきに、好きだった時。


それすらも懐かしくて。









『高校生か、私は』


涼太のバーの前。


深呼吸と共に、自分に突っ込んでから


ドアを開ける。

80→←78



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 岩本照 , 深澤辰哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆー | 作成日時:2020年1月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。