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┈ Hikaru ┈





話してる途中に俺が袋から取り出した物でAさんの頬をつつく。



『わっ、え?!なに?可愛い!』


俺が持ってたのはチンアナゴの人形。


「あ、喜んでくれた」


『ええ、凄い嬉しい。可愛い〜。これね、買おうと思ってたの』


「有るの知ってた?」


『さっきね、これの色違い持ってる人がいて…』


「あ、白でよかった?」


『白の方が良かった!』


嬉しい嬉しい〜


なんで言ってくれるから、

俺まで嬉しくなる。




『凄い大事にする』


「お家で飼ってあげてね」


『ふふ、そうするね』




どれだけチンアナゴが好きなんだ。

とは思ったけど、それすら可愛いからもうなんとも言えない。





ぎゅっと抱き締めながら座り込むAさん。



その姿をまた、カメラに収める。




『あ、まただ』


「Aさん、隙だらけだから」


『うそー、やだ、なんか』


「俺、隙無いでしょ?」


『悔しいけど、無いね。って私が隙有り過ぎ?』


「あ、そうかも」


『こら』

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作者名:ゆー | 作成日時:2020年1月9日 23時

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