「Yuki」2 (ページ31)

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翔太とAちゃんがお似合いだ

なんて言うすずちゃん。

翔太、か。

確かに否定は出来なくて。

あいつかっけえし。

2人が並んでたら確かにお似合いだよな。

美男美女って？

はは、笑える。

モヤつきながらパッと顔を上げると

目の前にはニヤッと笑うすずちゃん。

こいつ…！

嵌めやがったな？

yr「でもふっかさんと横並んでるのみたら2人お似合いだなあって思うよ？私」

sz「あー、それもわかる！」

ふふっと笑うすずちゃんには
全部お見通しってことか。

さすが舘さんの妹。

f「そ？」

「ふっかさんかあ…」

横から聞こえてくるそんな声。

チラッと横目でAちゃんを見ると嬉しそうに笑ってて。

何その顔。狡すぎない？

そんな顔されたら、俺、期待するけど。

その後も他愛の無い話をしながら
食べ終わった目の前の2人をお見送りしに行くAちゃん。

ガタガタと席を立つ2人を
舘さんとAちゃんが2人で対応する。

sz「ねえね、Aちゃん。今度一緒にご飯行っていっぱい話そうね」

「もちろん！いっぱい話聞いて欲しい」

yr「いっぱい聞く！」

ガバッとAちゃんに抱き着くゆりちゃんを
にこやかによしよししてるAちゃんに

なんとなく、キュンとする。

あー、かーあいいんだよな。その顔がよぉ。