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好きなんて、
そんな感情久しく持ってないから分からなくて。
好き、なのかな。
うーーーーーん？
wt「まあ、ゆっくり分かっていけば良いんじゃね？」
「ほんとあんた人生何回目？私声出してた？」
wt「出してないけど、なんとなく」
「渉のそういうなんでもわかりますみたいなところきらーい」
wt「なんでだよ！」
渉のことを散々弄っていると、
ユカリが康二の肩を叩いて、
y「ねえ、康二」
mk「ん？」
y「あの人なんか見たことある。康二のインスタか何かで」
mk「え？あ、ふっかさんや」
「え？」
mk「ほら、あそこ」
「ほんとだ…」
ふっかさんの横で楽しそうに笑ってるのは
あの日出会った人。
そんな佳那さんの横で、
ふっかさんも同じ様に楽しく笑っていて。
mk「誰やろ？あの女の人」
y「彼女なんじゃないの？」
mk「ふっかさんに今度聞いてみよ〜」
彼女だったら、あの時あんな…。
いやでも、分かんないよね。
彼女かもしれないし。
ふっかさんに勿体ないくらいの！美人だし！
なんかお似合いだしさ。
ふっかさん、
彼女いないって言って私にブレスレットくれたじゃん。
自分の思考にハッとする。
なにそれ、嫉妬みたいな…。
え？
私ほんとに？
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作者名：ほたる | 作成日時：2021年7月22日 13時
