「Yuki」2 (ページ18)

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今日は忙し過ぎる。

ふっかさんが
お肉を焼きにカウンター前の鉄板へ移動してから

他の厨房の仕事は私が担う。

17時半の時点で元々予約で4組だったところ、

18時と18時半に
飛び入りのお客さんが3組入り、お店は満席。

バタバタとフロアで動き回る3人に

アミューズからスープまでを渡して。

メインが出る少し前に
土鍋と味噌汁と付け合わせが出せる様に準備して。

17時半予約のお客さんを見送ってすぐ、
20時前に別の予約のお客さんが2組入ってきて。

飛び入りのお客さん3組もお見送りした後は楽。

残る2組のお客さんを対応するだけ。

お肉を焼くまで時間が空いたふっかさんが厨房に戻って来てくれて、2人で1組ずつ分担する。

フロアではカウンターのお客さんと話す照くんと蓮くん。

翔太くんは備品チェックを終わらせて暇そうに飲み物を飲んでて。

「C1とC3、オードブルお願いします」

w「うーす。目黒〜」

mr「あ、はい！」

呼ばれた蓮くんは失礼しますとカウンターのお客さんに一言断りを入れてから

厨房で料理を受け取りそのままカウンター越しにお客さんに料理の説明を兼ねて提供する。

i「まじで腹減った」

w「分かる。鳴るわ」

料理に集中してるお客さん。

3人で厨房前で話してるのをふっかさんと私は厨房の中から参加する。