「Yuki」 (ページ50)

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翔太くんから送られてきた

仕事しろ

の4文字。

だって暇なんだもん。

なんて思ってたら個人のトークに一件の通知が。

［佐久間大介に気を付けろ］

そう送ってきたのはふっかさん。

思わず笑う私に、
照くんが

i「どうした？」

「ふっかさんが、佐久間大介に気を付けろって」

クスクス笑う私を見て、

s「なぁーんでよー！」

さっくんが笑いながら突っ込む。

そんな空気が好きだ。

そんな話をしていると
ドアの方からベルの音。

すぐさま照くんが出て
予約のお客様を席に案内する。

my「よし、やりますか」

予約の確認とドリンクの注文を聞き終えたのを確認して、

仕込んでいたアミューズを
お洒落な木のお皿に乗せていく。

照くんが
ドリンクを出し終えてから、

「ペアコースのアミューズお願いします」

s「A1アミューズ行きまぁす」

アミューズをさっくんに渡して運んでもらう。

入れ違いで戻ってきた照くんと、

もう一組のお客さんを迎え入れていた蓮くん。

mr「B1のお客さんカウンターに移動したいらしいんですけど良いっすよね？」

i「おお、良いよ」

mr「了解っす」

今みたいに、

お店に来てから雰囲気を見て席を変えたいと言うお客さんは少なくない。

そして正直フロアの時はカウンターの方がありがたい。

まあ私は康二みたいにお肉は焼かない厨房要員だから、厨房の時の席変更はあんまり関係ないけど。

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※お話がいっぱいになったので移行します。