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ケイトの驚く程の会話のテンポと明るさに圧倒されながらも『よ、よろしくお願いします…』と、顔を引き攣らせながら返事をする。
ケイト「あ。君、噂のオンボロ寮の監督生になったコだよね？よくあんなとこ住めるね〜！
暗そうだしマジカメ映え最悪ってカンジ。ホント同情する〜」
『うぐっ…』
ケイトの言葉の所々が刺さり、心にダメージを負う。というか、もう監督生を任された事知れ渡ってるんだな…
クロウリーの手回しの速さに驚いていると、グリムが「コイツ、さっきからちょいちょい失礼なんだゾ」と、イライラとした様子でケイトを睨んでいた。
ケイト「……って、話し込んでる場合じゃないんだった！
パーティーの開催は明日。遅れたら首が飛んじゃう」
わたわたと焦りながら、「ねーねー君たち、薔薇を塗るの手伝ってくれない？」と手を合わせて私達の方に聞いてきた。ケイトによれば、この後にはフラミンゴに色を付ける作業もあるらしく、とても忙しいらしい。
グリム「薔薇を赤く塗って、フラミンゴに色をつけるぅ！？変な仕事ばっかりなんだゾ」
『その変わった仕事は、全部寮長さんに指示されてるんですか？』
ケイト「ん？まー、そんなカンジかな〜」
デュース「つまりエースが盗み食いしたタルトは寮長の誕生日パーティー用だったんですね。
だからすごく怒った……と」
ケイト「んにゃ？違うけど」
エース「違うんかいっ！」
思わずエースのツッコミが炸裂する。
『じゃあ寮の誰かの誕生日なんですか？』
ケイト「誰の誕生日でもないよ。明日は我が寮伝統の『なんでもない日』おめでとうのパーティー。
誰の誕生日でもない日を選んで、寮長の気分次第で突然開催されるティーパーティー」
『な…なんでもない日のパーティー…！？』
エース「なんだそりゃ！？」
驚き目を瞬かせている私達を余所に、ケイトは「とにかく、理由は後、後！今は薔薇を赤くしてくれればいいから！」と、急いで何かの用意をし始めた。
ケイト「デュースちゃんとグリムちゃんは魔法でやれるよね？エースちゃんとAちゃんは魔法が使えないからこれ、ペンキ」
赤いペンキの入ったバケツとハケを渡された私とエースは顔を見合わせる。
デュース「ま、魔法で色を変える、ですか……」
グリム「そんなのやったことねぇんだゾ」
デュースとグリムも急な事態にとても困惑している…
ケイト「オッケー、ダイジョブ、リラ〜ックス！なんとかなるなる！
寮長に首はねられたくなきゃ急げ〜」
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ぬ(プロフ) - 平凡な人さん» コメントありがとうございます(*^^*)楽観的でちょっと抜けてる監督生ちゃんと、愛重めのユウくんの今後も楽しみにして頂けると嬉しいです！ (2022年7月29日 18時) (
レス) id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ(プロフ) - おれんじさん» お返事遅くなりすみません！こちらこそいつもありがとうございます！(ᵔᴥᵔ) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
平凡な人(プロフ) - ぬ、主ちゃんがかわゆいｯｯ！！ユウくんが出てきたのにはびっくりしました！ヤンデレ…ですかね？いつもありがとうございます！次も楽しみに待っておきますね！更新お疲れ様です！ (2022年7月29日 15時) (レス) id: 5666188338 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ - お知らせ了解です!いつもありがとうございます! (2022年7月25日 21時) (レス) @page36 id: 1b74a0ce77 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ(プロフ) - おれんじさん» いつもありがとうございます(*^^*)コメント頂けてとても励みになります！来週も更新出来るように頑張ります！ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 43846487a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬま | 作成日時：2022年4月18日 10時
