桜の瞳の見つめる先【H×H】

next prologue ページ43

-それから何年か経ったある日

某アニメのopが独特な機械音でメロディーを奏でた

画面にはクロ兄との表示

ボタンを操作してその音を切ると耳に当てた

『もしもし、ボクAだよー』

クロ「俺だ。元気かA」

クロロから電話がかかってきたようだ

『うん、元気元気ー！あーでも修行の後だからちょっと疲れたかも』

空を見上げた

クロ「そうか、それは大変だな。今日は大事な話がある


ハンター試験に興味はないか」

いつもよりワントーン声が低い

真剣な話の合図だ

『…？ハンター試験ってアレでしょ？去年ヒソ兄が受けて落っこちた』

クロ「ああ、それだ。今度のハンター試験をAに受けて欲しくてな」

『別に構わないけど、どうして今になって？去年でも良かったんじゃ…』

足をバタバタさせる

クロ「今からもう少ししたら大きい仕事をやろうと思ってる。顔が割れるかもしれないから割れてないうちにとっておいて欲しいんだ。持ってた方が色々便利だしな」

『ふーん…分かった、一応ヒソ兄とイル兄にも報告するー』

クロ「そうしておいてくれ」

その声を合図に電話は切れた

『ハンター試験か…面白そうじゃん？』

ニヤっと笑う

その顔は師匠譲りだ

次の作品の前に作者よりご報告→←No.040 カミガタ×デ×トウロン

ラッキーキャラ

ゴン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す