【テニプリ】立海新入生の子は宮星財閥の後継さん【男主】

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越前side


桃城｢さっすが決勝。なんか、異様な雰囲気っすね！｣


越前｢そっすね。｣


乾｢皆に一応のデータを知らせておく。｣




乾先輩は、ノートを開いて立海のデータを読み上げる。




乾｢まず、あのガムをクチャクチャ噛んでいるのが丸井ブン太、ボレーのスペシャリストだ。

　それから、見ればわかると思うが、ブラジル人とのハーフで卓越した守備能力を誇るジャッカル桑原。


　そして、眼付きの鋭いのがコート上の詐欺師と呼ばれる仁王雅治。


　眼鏡をかけているのが紳士、柳生比呂士。態度は紳士でも勝負にかける執着心は一番強い。


　２年生、切原赤也。あの不動峰の橘に勝った男だ。


　その隣にいるのが最高のテクニシャン。達人、柳蓮二。


　今、中学テニス界でもっとも強い男。皇帝、真田弦一郎。｣


不二｢あの二人は…。｣


乾｢あぁ。あの二人は、宮星Aと雅火月琉だ。

　二人は、あまりデータがないのだが。二人とも一年生だ。
　宮星Aは、世界チャンピオンにもなっている。産まれてからは負けた試合はないそうだ。

　雅火月琉は、宮星Aに等しい実力の持ち主だ。あの二人が試合にはでないということは、あの二人が出なくとも俺たちに勝てると言う余裕の証だろうな。｣


海堂｢世界、チャンピオン…。｣


桃城｢そんな、すごいやつなんすか？｣


乾｢あぁ。相当なものだ。｣




なんだ、試合にでないんだ。

勝つ自信がどのくらいあるかなんて知らないけど。
勝つのは俺たちだから。



そして、ダブルス2が始まる。




丸井｢シクヨロ☆せっかくだから、俺の天才的妙技、たっぷり見てかえろよ。｣


桃城｢ところで悪いんすけど。二人とも、その両腕のバワーリスト外してくれませんかね。｣


丸井｢外させてみろぃ。お前らの実力でな。｣


海堂｢ふっしゅう〜！｣

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