【テニプリ】立海新入生の子は宮星財閥の後継さん【男主】 (ページ24)

今日:27 hit、昨日:4 hit、合計:173,078 hit

２２ページ24

そして、僕たちは１ゲームも落とさずに勝ち進んで来た。
関東大会。
だけど、ある試合。

僕たちと東京、不動峰の試合。

ストレートで勝っていた僕たち。

シングルス3の赤也先輩と橘桔平という人の試合だった。

いつもなら簡単におわらせてしまう赤也先輩なのに、なかなか試合が終わらない。
１ゲーム落としてしまい、副部長先輩は少し怒ってる。

切原｢うぜぇ。｣

その言葉と同時に赤也先輩の目は赤く染め上がりデビルとなった。

橘桔平さんは、膝を痛めた。

赤也先輩は、それを見逃さず徹底的に狙う。

雅火｢赤也センパーイ！！さっさと決めてくださいよー！｣

切原｢わってらー！｣

赤也先輩の強烈なスマッシュが決まり、試合終了。

１ゲーム落とした…か。

まぁ、勝ったのは良いけどさ。１ゲーム落とすなんて。

例え相手が九州におくの橘桔平さんだとしてもね。

貴｢先に、戻ってますね…。｣

僕は｢まてっ！｣と言っていた副部長先輩の声を聞こえないふりして、歩いていった。

ここで勝った。
と言うことは、次の相手は…六角中か青学。

通りがかったところには、ちょうど六角と青学の試合が行われていた。

貴｢青学…。勝ってくるかも。｣

｢君は？｣

貴｢……は？｣

｢君は確か立海大付属中１年。宮星Aだよね。｣

貴｢あなたは、誰。｣

乾｢俺は青春学園中等部３年。乾だ。｣

貴｢なんのようですか。｣

乾｢君のデータだけとても少なくてね。困っているんだ。｣

貴｢知りません…。｣

｢乾～？知り合いかにゃ～？｣

乾｢英二。立海の１年だ。｣

菊丸｢この子が～！？女の子がレギュラー！？｣

貴｢…………。｣

なんなんだこの人。
猫なのか？

てか、また女って…。
本当にこの外見嫌いだ。

乾｢女子ではないぞ、男子だ。｣

菊丸｢うそ！女の子じゃないの？でも、可愛いにぁー！｣ﾀﾞｷｯ

なんで、初対面なのに抱きつくんだ！？

なんなんだよ！

貴｢は、離してください……！！｣

菊丸｢えー！可愛いんだからいいじゃーん！｣

貴｢兎に角……離してください…！｣

菊丸｢ちぇー！｣

猫みたいな人は僕を離す。

僕はため息を１つついてその場を去る。

乾｢待ってくれ。｣

そんな言葉をまたも無視して歩いていく。

今日は何て日なんだ…。