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僕は
それから毎日部長先輩の病室に通って。
今日の出来事とか。
いろいろなことを話していた。
部長先輩は苦しい病気なのにいつも笑っていてくれた。
そんな先輩が唯一の家族のように感じた。
僕の母様も父様も駅でテロに会って殺されてしまった。
あの光景は今でも僕の目に焼きついている。
そのとき3歳だった僕にでもわかったのだ。
目の前で自分の親を殺されたことが。
だから、駅で倒れた部長先輩のことは余計に泣きたくなってしまった。
あの日の光景がよみがえった。
恐ろしく感じる。
だけど、部長先輩の笑顔は。それを一時的に忘れさせてくれた。
ある日の病室。
今日はレギュラー陣の全員でお見舞いに来ていた。
だけど、部長先輩の様子が少しばかり違うことに気がついたのだ。
雅火「部長!絶対今度試合するっす!かつっすよ!」
幸村「・・・・・。」
切原「幸村部長?」
丸井「どうしたんだよぃ?」
幸村「僕の前でテニスの話をしないでくれ・・・・!!僕はもうテニスなんか、できないんだ!!!!!」
貴「・・!!?」
その場にいる全員が凍りついた。
部長先輩は、僕たちを部屋から追い出した。
幸村「うわぁあああ!!!!」
病院中に部長先輩の悲しみが響いた。
僕たちは病室の扉の前でその叫びを聞くことしかできなかった。
貴「どうして・・・部長先輩だけ・・。(泣」
柳「A、あまり思いつめるな。」
仁王「そうぜよ、おまんが悪いわけでも無かろうに。」
雅火「じゃぁ、部長とは試合できないんすか?」
ジャッカル「あぁ・・。そうなるな・・。」
丸井「くそぅ・・。」
雅火「いやっすよ!テニスができなくなるなんて!!そんなん絶対いやっす!!」
柳生「雅火くん・・。」
切原「俺もだ!そんなの俺がゆるさねぇ!!」
「現実を見んか!!!」
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瑠姫(フィリア)(プロフ) - ナイトさん» ありがとうございますっ!頑張ります! (2015年5月17日 17時) (レス) id: 203c2947b0 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト - 面白いです!更新頑張って下さい!! (2015年5月13日 22時) (レス) id: 7393fff750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠姫(フィリア) x他2人 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年12月27日 17時