検索窓
今日:31 hit、昨日:4 hit、合計:173,082 hit

20 ページ22

僕は
それから毎日部長先輩の病室に通って。

今日の出来事とか。

いろいろなことを話していた。



部長先輩は苦しい病気なのにいつも笑っていてくれた。



そんな先輩が唯一の家族のように感じた。



僕の母様も父様も駅でテロに会って殺されてしまった。

あの光景は今でも僕の目に焼きついている。


そのとき3歳だった僕にでもわかったのだ。




目の前で自分の親を殺されたことが。



だから、駅で倒れた部長先輩のことは余計に泣きたくなってしまった。

あの日の光景がよみがえった。


恐ろしく感じる。

だけど、部長先輩の笑顔は。それを一時的に忘れさせてくれた。





ある日の病室。

今日はレギュラー陣の全員でお見舞いに来ていた。



だけど、部長先輩の様子が少しばかり違うことに気がついたのだ。





雅火「部長!絶対今度試合するっす!かつっすよ!」


幸村「・・・・・。」


切原「幸村部長?」


丸井「どうしたんだよぃ?」


幸村「僕の前でテニスの話をしないでくれ・・・・!!僕はもうテニスなんか、できないんだ!!!!!」


貴「・・!!?」





その場にいる全員が凍りついた。

部長先輩は、僕たちを部屋から追い出した。






幸村「うわぁあああ!!!!」





病院中に部長先輩の悲しみが響いた。

僕たちは病室の扉の前でその叫びを聞くことしかできなかった。





貴「どうして・・・部長先輩だけ・・。(泣」


柳「A、あまり思いつめるな。」


仁王「そうぜよ、おまんが悪いわけでも無かろうに。」


雅火「じゃぁ、部長とは試合できないんすか?」


ジャッカル「あぁ・・。そうなるな・・。」


丸井「くそぅ・・。」


雅火「いやっすよ!テニスができなくなるなんて!!そんなん絶対いやっす!!」


柳生「雅火くん・・。」


切原「俺もだ!そんなの俺がゆるさねぇ!!」




「現実を見んか!!!」

21→←19


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
228人がお気に入り
設定タグ:立海 , テニプリ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑠姫(フィリア)(プロフ) - ナイトさん» ありがとうございますっ!頑張ります! (2015年5月17日 17時) (レス) id: 203c2947b0 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト - 面白いです!更新頑張って下さい!! (2015年5月13日 22時) (レス) id: 7393fff750 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠姫(フィリア) x他2人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年12月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。