quartetto.

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2人ともテンションが上がってしまいその勢いで
今日早速隆二の家に泊まって、
明日の朝帰ろうと言う話になった





私の運転で近くのショッピングセンターに行き
歯ブラシや下着など今日1日泊まるだけの最低限のものと、夕食の材料を買った










買い物を終えて帰宅してももまだ明るい時間だったけど、この綺麗な景色を見ながらビールが飲みたくて2人とも先にシャワーを済ませることにした













「今日はとりあえず俺のTシャツ着ときなよ」


『ありがと』











シャワーを浴び終えて
先にベランダにある椅子に座っている隆二の所へ向かうが











『ねぇ…これしか私着れるのないの？』


「Aいっつも家でもそんな感じじゃん」


『じゃ他の色のTシャツない？』


「色？なんで？」


『いやー…あのー…これー…』











隆二が出してくれたのは白いTシャツだったので、
さっき買った下着が完全に透けてしまう







さすがの隆二でもなんて説明したら良いものかと考えていると、吹き出す様に隆二が笑い出した










「Aのパンツなんてもう見慣れてるよ」


『なんで見慣れてんのよ』


「え、知らないの？
俺帰ってきたらA凄い寝相で寝てるからパンツ丸見えだよ？
俺が布団かけてやってんだから」




『なっ…』














そんな大事な事どうして今まで言ってくれなかったんだ
そうと知っていればきちんとパジャマを着て寝ていたのに






いくら隆二といえどそんな格好を見られて恥ずかしくないわけがない












起きる時はいつも布団がきちんとかけられていたから、自分がまさかそんな寝相の悪いタイプだなんて思いもしなかった













「Aのパンツなんて子供の頃から見てるんもん
サイズもたいして変わってないしな」


『どーゆー事よそれ！』


「最近のお前のパンツちっちゃめじゃん」


『あーもうやだ、消えちゃいたい』


「それにしてもなんかエロイなその格好」














何とも思わないと言う割には私を見てニヤニヤ笑っている隆二を見ていると急に恥ずかしくなって

寒くもないのにソファに置いてあったブランケットに包まった

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