9話 ページ10
数日後経ったある日、
私が散歩から帰ってくると星火寮には、なぜか有馬さんがいた。私に話があるらしい。
星火寮・奥の部屋・客間
美琴 「それで、話とは？」
目の前にいる有馬さんにお茶を飲みながら聞く。
早く話を終わらせて、ここから出たい。
有馬 「そんな怖そうな顔しないでよ〜。僕はもっとおしゃべりしたのに〜」
美琴 「貴方の事ですから、何かあるに決まってます。さっさと話してください。」
陰陽頭だけど、そんなの今はどうでもいい。話を進める。
有馬 「じゃあ率直に聞こう！
島に戻る気は((美琴「ありません。」そっか〜残念だな〜。」
美琴 「私が行っても何も変わりません。それに、皆さんの足手まといになります。」
有馬 「そんなことないさ！君の実力は僕も認めてるよ。・・・もしかして、清弦に言われたこと気にしてる？」
有馬さんの話に出てきた人物で私は反応する。
天若清弦。十二天将 『白虎』を継承している陰陽師。
そして・・・私の父。
父と言っても血は繋がっていない。私の本当の母親は清弦さんの姉。
だけど、私を産んで数日後に病死した。
だからこの人は、私にとっての父親。
有馬 「あ！気にしてるんだ！」
美琴 「・・・そりゃあ気にしますよ。あんなこと言われたら。」
私が気にしていること。それは2年前に起きた雛月の悲劇の後だった。
悲劇で生き残ったのは、私とろくろ。
運ばれた病院で、清弦さんから「本土に戻れ」と言われた。
私は勿論、反対の自分の意見を言った。
その時に返された清弦さんの言葉。
清弦 「わかんねえのか〜！？足手まといだっつてんだよ〜！？」
あれはショックだったな・・・。
美琴 「私の実力は清弦さんに認められていません。島に行ったって追い返されます。
それに・・・あの人には、私に覚悟がないってわかってますよ。」
有馬 「そんなことはないと思うけどな〜。清弦は不器用なだけさ☆」
美琴 「・・・とにかく、私は島に戻りません。話は以上です。失礼します。」
そう言って客間を出た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梨羅 - ご指摘いただいたので、少し直しました。 (2017年10月2日 22時) (
レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ハロハロさん» 結果そうなりますね。すみません。私、国語の成績悪いんで・・・って理由になってませんね。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ(プロフ) - 血がつながってない、血がつながってないと書いてますけど、清弦とは叔父ー姪の関係で繭良とは従姉妹。普通に血がつながってますよね。それとも花湖さんとやらが清弦の義理の姉とかですか？ そうは読めませんでしたが (2017年10月1日 23時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
よつクロ(プロフ) - 梨羅さん» うん！もちろんいいよ♪パスワード打って話し合いってタイトルのところに何か書いてみてね☆ (2017年9月27日 22時) (レス) id: f4c60b757e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ありがとう！いきなり入っていいの？ (2017年9月27日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
