6話 ページ7
有馬 「お互い相手をケガレだと思って殺すつもりで全力で戦いなさい。」
有馬さんがそう言った。
美琴 「なっ・・・!」
善吉 「有馬様‼?」
その発言にここにいる人全員が驚く。勿論私も。
ろくろはそれに反論するが、有馬さんには通じない。
有馬 「君はどうあれ、彼女の方はヤル気満々のようだが?」
その言葉が合図となり、紅緒ちゃんはろくろに攻撃を仕掛けた。
ろくろはかわすが、紅緒ちゃんは攻撃を続ける。
有馬 「そぉら皆‼場所を空けた空けたぁ‼‼
本気を出した彼らの戦いに巻き込まれたら怪我どころじゃ済まないぞ‼?」
有馬さんの呼びかけで周りの大人たちは場所を空けていく。
美琴 「一体、貴方は何をしたいんですか?」
有馬 「さぁね〜。ひ・み・つ☆」
問いかけても、この人は教えてくれない。
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アッっという間にろくろが追い詰められた。
周りの大人たちはざわついている。
白蛇 「娘の方が一方的だな。」
腰の方にあるポケットに入っている霊符から声が聞こえる。白蛇だ。
美琴 「見えるんだ。」
白蛇 「見えないが、音で聞き分けることができる。」
霊符から音って聞こえるのかな・・・。と疑問に思う。
あ、でも、声が聞こえるんだから聞こえるか。
私がそんなのんきなことを考えていると
有馬 「どうしたんだいろくろ君〜!やられっ放しじゃないか〜っ‼君にちゃんと戦ってもらわないと神子の話が進められないんだが〜!?」
有馬さんがろくろに問いかけた。
ろくろはまたもや反発する。
しかし、
有馬 「君は一体何を恐れているんだ?」
有馬 「知っているよろくろ君。君が戦うのをやめたのもやめた理由も。」
ろくろ 「な・・・!?お前・・・‼」
じッさまが止めようとするが、有馬さんは話を続ける。
もしかして、雛月の悲劇のこと・・・?
有馬 「戦えない陰陽師、弱い陰陽師に価値はないんだよ。・・・
そう、かつての君の同胞も同じさ。弱いから死んだ・・・。それだけだ。」
美琴 「・・・なに・・・それ・・・(ボソッ」
雛月寮にいたころの記憶が蘇る。
楽しかったこと、悲しかったこと、けんかしたこと・・・色々な思い出がある。
皆で強い陰陽師になろうと約束した。
だけど、有馬さんは侮辱し続ける。
私の怒りの感情が強くなっていく。
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革ベルト
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あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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梨羅 - ご指摘いただいたので、少し直しました。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ハロハロさん» 結果そうなりますね。すみません。私、国語の成績悪いんで・・・って理由になってませんね。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ(プロフ) - 血がつながってない、血がつながってないと書いてますけど、清弦とは叔父ー姪の関係で繭良とは従姉妹。普通に血がつながってますよね。それとも花湖さんとやらが清弦の義理の姉とかですか? そうは読めませんでしたが (2017年10月1日 23時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
よつクロ(プロフ) - 梨羅さん» うん!もちろんいいよ♪パスワード打って話し合いってタイトルのところに何か書いてみてね☆ (2017年9月27日 22時) (レス) id: f4c60b757e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ありがとう!いきなり入っていいの? (2017年9月27日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
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