2話 ページ3
ＰＰ，ＰＰ，ＰＰ，
ガチャン
うるさく鳴っていた目覚まし時計を止める。
時刻は午前５：００。おそらく星火寮の人たちは皆寝ているだろうな〜。
動きやすい服に着替え、星火寮を出る。
毎朝この時間に起きて、私は走り込みをする。
走れば嫌なことも忘れるし、体力も付く。
トレーニング・・・みたいなもんかな。
美琴 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
何時間走ったんだろ。息が上がってきた。
少し休もうかと思い、休憩できる場所を探していると
パリン
ガラスが割れたような音がした。
振り返ると、そこはもう、禍野だった。
美琴 「はぁ・・・またか。」
ため息をついていると、ケガレが寄ってきた。
ケガレ 「ギャハハハハハハハハ‼」
美琴 「・・・裂空魔弾」
打つとケガレは悲鳴を上げて消えていった。
美琴 「ふぅ・・・！」
なにかの気配を感じ、振り返ると、そこにいたのは、
美琴 「・・・紅緒ちゃん？」
化野紅緒ちゃんだった。
彼女は最近、星火寮に引っ越してきた陰陽師。意外にもろくろと同い年らしい。
美琴 「なんで禍野に？」
紅緒 「・・・ケガレ祓いを・・・して、いまし・・・た。」
美琴 「あ〜なるほど。偉いね。」
紅緒 「・・・貴方も・・・ケガレを？」
美琴 「え？ああ、私？ううん、ただ、禍野に連れて行かれただけ。まあ、本土だから弱いのばっかりだけど。」
「帰ろっか」と言って、開門符を構えた時、
紅緒 「貴方は・・・あんなに、強い・・・のに、なぜ・・・戦わないの・・・ですか？
・・・陰陽師、なのに・・・」
美琴 「・・・なんで、気になるの？」
紅緒 「ろくろ、と・・・同じなので・・・」
美琴 「ろくろと、同じねぇ・・・。確かに私は、まだ陰陽師を続けている。でもね・・・」
私は紅緒ちゃんに背を向けて、開門符を構えなおした。
美琴 「陰陽師全員が、皆戦おうとは思ってない。
・・・少なくとも、私とろくろはそうだよ。」
呪文を唱えて私たちは禍野を出た。
紅緒 「・・・え？」
紅緒が現に戻った時には、もう美琴はいなくなっていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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梨羅 - ご指摘いただいたので、少し直しました。 (2017年10月2日 22時) (
レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ハロハロさん» 結果そうなりますね。すみません。私、国語の成績悪いんで・・・って理由になってませんね。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ(プロフ) - 血がつながってない、血がつながってないと書いてますけど、清弦とは叔父ー姪の関係で繭良とは従姉妹。普通に血がつながってますよね。それとも花湖さんとやらが清弦の義理の姉とかですか？ そうは読めませんでしたが (2017年10月1日 23時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
よつクロ(プロフ) - 梨羅さん» うん！もちろんいいよ♪パスワード打って話し合いってタイトルのところに何か書いてみてね☆ (2017年9月27日 22時) (レス) id: f4c60b757e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ありがとう！いきなり入っていいの？ (2017年9月27日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
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