検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:4,301 hit

15話 ページ16

「何なんですかあの人!?」と怒りながら慎之助さんが聞く。

善吉 「あ奴の名は天若清弦
一時期この町に配属されておった陰陽師で何ちゅうかその…ワシの義理の息子にあたる」

慎之助 「どういうことです?」

善吉 「奴はワシの娘の元旦那でなぁ…」

それを聞いた2人は驚く。さらに繭良の父親と聞くと表情がすごくなった。

慎之助 「え?じゃあ、美琴ちゃんのお父さんってことですか?」

美琴 「違いますよ。」

その言葉にすかさず異を唱えた。

美琴 「私と清弦さんは血が繋がってません。だから・・・本当の親子じゃないです。」

少し悲しい顔をしながら、その場にいる人に説明した。

だって、本当のことだもの……。

美琴 「あ、ちなみにあの人、腕は確かですよ。十二天将の1人ですから。」

十二天将をよく知らない2人をみたじっ様が説明し始めた。

十二天将とは、安倍晴明が使役したと言われる式神に己の実力を認められ、その力を使うことのできる最強最高ランクの陰陽師。

清弦さんもまた、十二天将『白虎』の名を冠する十二天将の1人。

美琴「この間、亮悟さんを禍野に連れて行ったケガレ100匹に囲まれても、清弦さんなら5分とかからずに祓ってしまうでしょうね。」

じっ様の説明に補足すると2人とも凄い顔をしてた。

善吉 「そして亮悟とろくろと美琴に陰陽師としての戦う術を教えた。3人にとっては師匠になるかの」

清弦 「やめろその呼び方ぁ〜〜〜」

いつの間にか、ろくろを捕まえた清弦さんが戻って来た。

自然と背筋がまっすぐになる。

確かにこの人は私の師匠にあたる。しかしこの人の修行は超超超スパルタで、もうトラウマになるレベル…

それは亮悟さんもろくろも同じみたいだけど……

善吉 「それはそうと清弦、今回は何をしにこの町に来たのじゃ?」

そうだ。

じっ様の質問で思い出した。

今回、なぜこの人がここにいるのか全く分からない。

繭良に会うために帰って来た訳じゃないよね?

そうだったらお母さん(紫さん)すっごい喜ぶよ。

じっ様の質問と私の変な期待に対して、清弦さんはこう答えた。


清弦 「………馬鹿弟子の尻ぬぐいだよ」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←14話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.1/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:双星の陰陽師 , 梨羅
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梨羅 - ご指摘いただいたので、少し直しました。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ハロハロさん» 結果そうなりますね。すみません。私、国語の成績悪いんで・・・って理由になってませんね。 (2017年10月2日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)
ハロハロ(プロフ) - 血がつながってない、血がつながってないと書いてますけど、清弦とは叔父ー姪の関係で繭良とは従姉妹。普通に血がつながってますよね。それとも花湖さんとやらが清弦の義理の姉とかですか? そうは読めませんでしたが (2017年10月1日 23時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
よつクロ(プロフ) - 梨羅さん» うん!もちろんいいよ♪パスワード打って話し合いってタイトルのところに何か書いてみてね☆ (2017年9月27日 22時) (レス) id: f4c60b757e (このIDを非表示/違反報告)
梨羅 - ありがとう!いきなり入っていいの? (2017年9月27日 22時) (レス) id: eea179ec59 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梨羅 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年9月17日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。