【ダンガンロンパ3】絶望は叩きへし折り粉々に Part9【男主】

399話:決着まで後･･･ ページ39

『オラオラぁ！


ボサッとしてんじゃねぇよ！！



テメェらは絶望ごときに負けンのかよっ！！』





Aの言葉で洗脳されかけてた目のグルグルが一瞬にして元の目に戻り、正気に戻る皆。





『よぉし！それでいい！！



江ノ島ぁ！！テメェはもー終わりだ！！





外を見てみろ！』





しばらくシーンとしていたが、モニターに呆然として目に光が無い江ノ島が映った。









「なに…コレ…何が…どうなってるの…？」









　









江ノ島が見る外には、希望と書かれたプラカードを持つ宗方と逆蔵








その後ろには、子供がこう並んでいた。
蛇太郎･大･モナカ･雪菜･渚･言子が手を繋いでいる

モナカはもう…車椅子じゃない、自分の足で








その後ろに、洗脳の解けた予備学科生達








他の助かった超高校級の生徒達








「は…え…なん…で…？…」





しかも、予備学科生の前で子供達の後ろには78期生が居た。









全員一人残らず、此方を見て睨んでいた。



正確には、江ノ島に向かってだが。









『あー…苦労した…とてーつもなく
…苦労したよ、もうこれ以上は…良いよな』





戦場も俺によって洗脳し、此方側に付いた。
78期正にも完璧な説明で納得させた。
勿論宗方と逆蔵にも、…特に宗方は俺に惚れてたから、簡単に信用してくれた。









全員雨降る中、子供達までも傘を挿さずに濡れながら真っ直ぐ炎の宿った目で江ノ島を睨んでいた。









『…江ノ島…』









さぁ、フィニッシュを決めようじゃないか









『最後の決着…ありとあらゆる人達の前で


　


終わらせよ？』

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