【ダンガンロンパ3】絶望は叩きへし折り粉々に Part9【男主】

397話:ただただ歩く ページ37

________________________________________


「…あ…あなたは…！…」

『逃げても良い、転んでも良い、また



立ち上がればいい』

________________________________________



〜…雪染視点〜



「あ”ぁ”っ！痛い…痛い！！」









雪染ちさは地面に隠されていたスイッチを踏んでしまい、刺に足を刺された。









「はあっ…負けない…」



「【前々からー、雪染先生の噂は聞いてたんだよねー、

初めはバラバラだったクラスメイトを…
一つに纏め上げた教師がいるって】」



「私の…生徒を…守らなきゃ…！」









雪染は進む、文字通り死ぬ気で進む、この暗い道はまだ終わらない。









ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……









「はぁ…っなに………！！」









後ろから迫り来る、巨大な岩、江ノ島は何か行っているが雪染の頭の中はこれだけだった。









「(私は…先生よ…！生徒を守り、正しい道へ導く先生よ…！



絶望なんかに…負けない…負けたくない…



皆を…助けなきゃ…皆を…





…助けなきゃ！！)」









だから雪染は歩き続けた、文字通り死ぬ気で、足が歩けなくなろうが壁を伝って歩く


無理矢理動かす、必死に、休まず


皆を守る為に、救う為に、希望は負けないと


　


何が何でも諦めない、助けるんだと。

398話:雪染ちさの勇気→←396話:見せしめ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す