【ダンガンロンパ3】絶望は叩きへし折り粉々に Part9【男主】

394話:デモパレード ページ34

あれから幾月経ったんだろうか



結構はしょるが予定通り、生徒会全員が殺された、仕事が忙しいが為にできなかった生徒会長…裏方の俺は狙われなかった。


だが希望ヶ峰学園…つーか偉い人達の間ではその事件を揉み消す様だ、希望ヶ峰学園は希望の象徴、そんな事広めてたまるかって感じだ。









しかも、最高権力者の神王家にも機密だった。









理由は…俺も生徒の一人だからだ。








そんな事あって良いのだろうか、この事実は普通ではありえない、最高権力者だぞ？一番偉い俺にさえ秘密だと。





そして…とうとうその時がやって来てしまった。









「何が希望の学園だー！！」



「私達は金ズルじゃないわよー！！」



「金をむしりとりやがって！！」









一番最初に【クーデターは起こさせない】と言ったが、それは成功した…がこの有り様、じゃあ”コレ”は何なのだろうか、答え…









【予備学科全員が洗脳ビデオを見せられた】









「つーか…なんなんだよアレ！」





終里さんがそんな事を嫌そうに言った。
皆も怯えたりしている、その中で俺は…。









『…((ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ』





パソコンで調べていた、内容は秘密。





「なぁA…アレ…
どうにかできないのか…？」





日向が悲しそうに言った、此処で不安を煽る様な事をしてしまったらダメだと、優しい声で答えた。









『…大丈夫だ、今はどうなろうと、最後は必ず俺が元に戻してやる…安心して、最後まで信じて欲しい、きっと打つ手が見つかるさ』









そう、今は何もできなくても良い









最後は必ず勝って、洗脳も解き、元に戻すから






　


必ず。

395話:神王当主の本気→←393話:勝ち取る為に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す