もしもあの4人が吸血鬼だったら（仮） (ページ23)

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助け　　　ならちゃんページ23

倉庫の扉を開けると、他の吸血鬼がちゃんまつの血をたくさん吸っていた

ちゃんまつの体にはたくさんの傷

大輔も腕を固定されたくさんの殴られた傷ができていた

ｎ「おい、何してくれんだよ、、、」

「あぁ?お前らも吸血鬼か、わかるだろ?吸血鬼ならさ」

ｎ「ふざけんなよ!俺の家族に手を出してんじゃねぇ!」

俺は他の吸血鬼に襲い掛かった

ｎ「聡!ちゃんまつと大輔を頼む!」

ｓ「わかってる!」

俺は吸血鬼5人を倒したあと、ちゃんまつと大輔の元に駆け寄った

ｎ「大丈夫か?」

ｄ「俺は平気、でもちゃんまつが、、、」

ｍ「ハア、、、ハア、、、」

ｓ「息が弱くなってる、まずい、血を摂取しないと」

ｎ「とにかく、家に帰らないと」

俺はちゃんまつを背負い家に向かって歩き出した

しかし、家までは距離があるため、間に合うかどうか、、、

ｈ「あっあの!」

ｎ「あれ?治人君?」

ｈ「ちゃんまつ大丈夫ですか?!よかったら家近くなんでどうぞ!」

ｓ「いいのか?」

ｈ「はっはい!」

ｎ「ありがとう」

ｈ「いえ!」

治人君の家にお邪魔し、ちゃんまつをソファーに寝かせた

ｎ「まずい、、、血が足りてない、、、」

ｈ「あの!血だったら俺の使いますか?」

ｓ「だめだ、お前の血じゃ、完全な人間の血じゃないと、、、」

ｈ「そんな、、、」

ｈ父「ただいま～、どうしたんだ?」

ｈ「父さん!助けて!匡希が!」

ｈ父「えっ!まずい!仕方ない、治人、ナイフはあるか?」

ｈ「うん!」

ｈ父「僕の血だが飲んでくれ」グサッ

治人君のお父さんは腕にナイフを刺し、血を流しちゃんまつに飲ませた

ｈ父「どうだ?」

ちゃんまつの顔色も戻っていき、息も徐々に戻ってきた

ｎ「ふ～、よかった～すいません」

ｈ父「いや、無事でよかった、誠君と聡君と大輔君と匡希くんだね
　治人から聞いてるよ、あれだったらゆっくりしていきなさい」

ｎ「すいません、何から何まで、、、」

ｈ父「いやいいんだ、その子を見てると母さんを思い出すからね」

ｎ「えっ?」

ｈ「俺の母さんもαのγ型だったんです、だけど去年亡くなって、、、
　母さんが亡くなった時も、たくさん血を吸われていたんです」

ｎ「そうだったんだ、、、」

ｈ父「、、、ほら、暗い話は終わり!晩御飯でも食べようか!」

ｎ「はっはい!ほら、大輔と聡も!」

ｓ「おっおう」

ｄ「うん」