発生期とガジュマル ちゃんまつ ページ17
次の日から俺は学校に行くことにした
玄関を出ると、治人がいた
h 「よっ!」
m 「、、、その、痛くないの?」
h 「かゆい、触ってみるか?」
m 「嫌だよ」
h 「ほら」
治人は俺の手を取り、耳に当てた
h 「なっ?大丈夫だろ?」
m 「うん、、、」
h 「ほら行こうぜ」
その日から毎日毎日、学校に行くとき玄関前に来るようになった
次第に仲良くなって、一緒に遊んだりもした
そんなある日、俺は発生期になり、学校を休んだ
能力も暴走し、部屋中糸だらけ
精神的にも安定しない
コンコン
d 「ちゃんまつ帰ったよ、治人君が、これちゃんまつにって」
m 「ありがとう、、、」
部屋にいる間は、ずっとガジュマルを見ている
一人って言うのはやっぱり怖いし、寂しい、、、
ガジュマルを買ってもらう前、何もなくて
精神が安定しないままだったから力が暴走して、
大輔を怪我させてしまったことがある、、、
それがとにかく怖かった、、、
すると、中に窓から鳥が入ってきた
鳥はガジュマルに狙いを定め、襲ってきた
m 「やめろ!うわっ!やめろよ!」
グサッブシュッ
俺は鳥を殺した、ガジュマルはボロボロになっていた
すぐに自分の指から、血を流し、ガジュマルに与えた
しかし、戻らず枯れてしまった
m 「そんな、、、一人にしないで、、、俺を一人にしないで、、、」
能力が暴走していき、糸も固くなり、巣のようになった
n 「ちゃんまつ!」
d 「ちゃんまつ!」
s 「ちゃんまつ!」
m 「嫌だ、、、一人嫌だ、、、助けて、、、」
h 「匡希!」
m 「治人、、、なんで、、、」
治人は無防備に突っ込んでいき、俺のところまできた
h 「大丈夫か?」
m 「みっ見ないで!」
h 「、、、大丈夫、俺お前が吸血鬼なの知ってる」
m 「えっ?」
h 「俺の母さんもそうだから、発生期なんだろ
大丈夫、一人じゃないから、俺が付いてる」
m 「ありがとう、、、」
俺の意識は飛び寝てしまっていた
次の日も治人は家に来て、ガジュマルをプレゼントしてくれた
やっとできた友達 ならちゃん→←仲良くなってくれるといいな、、、 大輔
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(名前)ミミー(プロフ) - 吸血鬼、設定が目新しくていいですね!!! (2021年1月26日 7時) (レス) id: 0e4633d09f (このIDを非表示/違反報告)
qiantiankanshen(プロフ) - 応援しています!楽しみにしてるので頑張ってください! (2020年10月9日 9時) (レス) id: 1637864e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:as髭男 | 作成日時:2020年8月18日 17時