幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode78 ページ36

「東京卍會！！」

「芭流覇羅！！」


名を呼ばれ両チームとも足を踏み入れる

流石万次郎
周りの人達がマイキーと名を口に出してる


マ「阪泉くん！まずは今日の仕切り受けてくれてありがとうございます」

阪「ハン、くだらねぇ喧嘩なら俺が潰すぞぉー」


「両チームの代表者前に！！！」

東卍からはドラケン
芭流覇羅からは一虎が出た

阪「腕に自信のある奴5対5のタイマン
それとも全員で乱戦
どっちにするぅ？」


ド「芭流覇羅の売ってきた喧嘩だ
そっちが決めろや一虎」

一「あん？」


ド「俺らの条件は一つ
場地圭介の奪還！」

その言葉に一虎が反応した

ド「東卍が勝った暁には場地を返して貰う それだけだ！」


一「は？場地は自分でウチに来たんだぞ？返すも何もねぇだろうーが！！」

ド「場地を返して貰うそれだけだ！！」


一「テメー上等じゃねーかよ」

一虎が腕を動かしたのを阪泉が気付き間にはいった

阪「オイここで争う気かー？」

しかし、一虎は阪泉の顔を殴り鳩尾へ一発入れた

阪泉はその場に倒れこむ


一「ヌリぃーなぁ、、仕切り？条件？テメーらママゴトしに来たのか？俺らはテメーらを嬲り殺しに来たんだよ！！」


半「おっぱじめるか！？マイキー！！」



マ「行くぞ東卍！！！」

その声と共に一斉に走りだし乱戦となる

私は目の前にいる奴らを蹴り飛ばしていく

けれども圧倒的な人数の差

こちらが不利だ

どこに誰がいるのかもわからない状態でひたすら目の前の敵を倒していく

『ちょっと！？私のところ敵来すぎじゃない！？絶対に女だからってなめてるでしょ！！！』


出来れば万次郎の方へ行きたいのだがアリの巣ほじくり返したんかってくらいワラワラと敵が群がってくる

視界の端にドラケンが見えた

傷を負った隊員を庇いながら戦ってる

皆で戦意喪失し始めてるじゃん

でも実を言うと私の後ろにもいるわけで

守りながら戦うって難しすぎるでしょ

『っ、、！』


その時


タ「うぉおらぁあああ！！！かかってこいやテメーら！！」


『タケミっち、、！！』

ヨロヨロになりながら腕を振り回し走り回ってた
今すぐにでも倒れそうなのに

タ「ぜってー倒りぇねーじょ、、この抗争は俺が終わりゃせるんだよ、、俺が全員、、ぶっ飛ばす！！！」

離れてる私にまで聞こえてきたその声
直ぐに倒れそうになるタケミっちをタカちゃんが支える

三「やるじゃんタケミっち」

その姿に隊員達が立ち上がった

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