幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode72 ページ30

マ「タケミっち 稀咲気に入らない？」

タ「え！？いやっ、、その、、」

マ「組織をデカクするのはしんどいね 新しい風入れたら出ていっちゃう奴もいる」

タ「あ、、」

マ「夢への道は遠いな、、頼みがあるんだタケミっち」

万次郎は圭介の話をし始めた

私はその話を静かに聞いてた
懐かしい
楽しかった思い出

マ「東卍の創設メンバーなんだ」

タ「創設メンバー、、」


マ「東卍はさ中１の時俺とドラケン 三ツ谷、パーちん、場地、、加奈、、」

タ「え、、加奈ちゃんも！？！？」

『そうだよ〜そんな驚かなくても笑』


タ「いや、少し驚いたっす、、その六人で、、？」



マ「あぁ、、」

一虎の名前は出なかった
わかってはいたけどそれがとても悲しかったんだ
私は顔を伏せてしまった
気持ちを察してくれたのか万次郎が頭を撫でてくれた

マ「コイツらが旗揚げして作ったチームなんだ
タケミっち、、場地を芭流覇羅から連れ戻してくれ 俺アイツのこと大好きなんだ
頼まれてくれるか？」


タ「は、はい！マイキーくんの頼みならもちろん！でも、、一個だけ俺からも頼み事していいっすか？」

マ「ん？何？」


タ「、、稀咲を、、稀咲を東卍から外してください！」


マ「あ？」


タ「なんであんな奴東卍に入れたんすか！？理由は説明できないんすけどアイツはヤバイんです！アイツは、、稀咲はこの先東卍を駄目にしますよ！」


万次郎は立ち上がった

マ「いいよ、近いうちに芭流覇羅とぶつかる それまでにお前が場地を連れ戻せ お前が稀咲より役に立つ奴だと証明しろ
稀咲がヤベー奴なのは俺もわかってる 同時に稀咲の力も認めてる
東卍のこの先に稀咲の力は必要だ 俺に貢献しろタケミっち
俺に交換条件出したんだ 失敗したら
殺す」

『頑張れタケミっち！笑それと万次郎』


「ああ、三ツ谷！！さっきから何盗み聞きしてんだ？出てこい お前の銀髪がチラチラ見えてんだよ」


少し離れた木の影からタカちゃんが出てくる


三「いやー、バレたかー ちょっとトイレ探してたら声が聞こえて」


『タカちゃん隠れるの下手だね』


マ「そうだちょうどいいや 三ツ谷弐番隊にタケミっち入れることにした
タケミっち今日から正式に東卍のメンバーだ ヨロシクな」


『おおー！！よろしくねタケミっち！良かったじゃん！』

タケミっちはタカちゃんに頭を下げてたがタカちゃんは盗み聞きしたことを後悔していた

『あ、私もタケミっちのお手伝いしたい』

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