幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode68 ページ26

場「あぁ？」


『いや、覚えたって笑ひっ、、無理、、笑』


あまりにもキメ顔で言うもんだから笑いが込み上げてきて耐えていたらどんどん圭介の顔が怒りに染まってく

千「あっ、、加奈さん どんまいっす」


『え、、なん、、で、、あぁ、、ごめん私用事思い出したじゃあ！！！』


圭介の方を見れば指を鳴らし髪の毛は結んだ状態になってた
戦闘態勢バッチリじゃん！！！逃げるしかない！！！

場「待てゴラァああああ！！！！」


『ぎゃぁあああああ！！！！！無理です！！！！』


場「馬鹿にしてんじゃねぇぞテメェー！！！！！」


『は！？圭介が馬鹿なのは昔からでしょ！？！？』


場「あんだと！？！？」


『嘘ですーーー！！！！』

地獄の鬼ごっこが始まった

どれくらい逃げたかわからないが
圭介の姿は見えない


『いや、アイツ怒りすぎでしょ、、大体小学生の問題で躓いてんだから馬鹿でしょうが、、』

息を切らせ周りを確認する


『よし！大丈夫！！』

場「なーにが大丈夫なんだぁ？」


『ﾋｪｯ、、これは圭介くんじゃありませんか、、今日もキューティクルが素敵ね！！』


場「きゅ、、？あ？なんだそれ」

『馬鹿、、あっ、、』


場「ほぉ？」


『スイマセンデシタ』


これほど綺麗なスライディング土下座を私は知らない

何で私がこんな目に、、！！
場地さんからペヤング10個奢りなって言われてお小遣いは全て飛んだ
何が「千冬ぅー、半分個なぁー」だ
千冬も嬉しそうにしやがって
お幸せに！！！！！！


はっきり言って疲れた
ここどこだよって思ったら真一郎くんのお店の近くだったため遊びに行くことにした




バンッ


『やぁやぁ！！真一郎くん！！』


真「出口そっちな」
今入ってきた入り口を指差しダルそうに言ってくる

『酷くない？？？』


真「なんか、めんどくさそうだったから」


『いやー、たまたま近くまで来たから遊びに来ちゃった！喉渇いたな！』


真「帰れ？」


『あ、お茶で良いよ真一郎くん！』


真「話聞けよな、、本当に、、」


『いいじゃん、疲れきった私を癒してよ』


真「疲れたって何したんだよ、、」


私は先程の経緯を説明した


真「馬鹿だわ」


『でしょーー！！！』

真「お前がな？」


『なんで？？』


私の味方は一人も居ないらしく寂しくなったので

『くそー！万次郎に会いに行くし！！』

結局私は万次郎へ会いに行った
まあ、どこにいるかわからないから部屋で待ってるんだけどね！

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