幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode56 ページ14

あの一件から
私の中である変化が起きた

それは万次郎に対して
元々万次郎は大切な存在だったがそれが一層強くなってしまった

そのためか


ド「、、何があったんだお前ら、、」



『え？何も？』


マ「何で？」


ド「いや、、」

今の状態は私が万次郎のことを背中から抱き締めてぴったりくっついてる
いつもなら逆だろう


マ「ケンチン喉乾いた」

ド「自分で買いに行けばいいだろう」

マ「えーーー」


めんどくさいのか不貞腐れながら飲み物を買いに行くと言う万次郎
仕方ないので離れたく


マ「え、加奈は行かないの？」


『私は別に飲み物要らない』


2人で行ってらっしゃーいって言えば酷いなーなんてブツブツ言いながら買いに行った


私とドラケン２人になる

ド「なぁ、お前らやっぱ付き合いはじめた？」


『え！？なんで！？付き合ってないけど！？』
突然の言葉に狼狽える

ド「いや、だって 明らかに距離が恋人だろ それにお前マイキーの事好きだろ？」

『んー、好きだけど違うよ』


ド「、、マジで言ってんのか」


『マジです』

実を言うと私は前世と合わせてもまともな恋愛をしたことがない
なのでこの気持ちが恋愛感情なのかいまいちわかってない
大切なことには変わりないけど
小さい頃から一緒にいたせいかどちらかと言うと家族みたいに思ってると考えてる


ド「可哀想だなマイキー、、」

『え、私は？』

ド「お前は全然」


『酷い、泣いたわ』


なんて話してれば万次郎が戻ってきた

何の話してたの？って聞かれたけど言えるわけがないので適当に誤魔化して軽く遊んでその日は解散した


家について悶々と考える
恋愛、、んー、、
誰かに相談する、、？

携帯を開いて相談する人を探す

が


『私友達居なさすぎじゃない？』


あれ、沢山いたよね？？あれ？？

どうするかと悩みながら電話帳をどんどん見てけば一人居た


『！！そうじゃん！多分聞いてくれるよね！！』


私は早速明日会えないかメールをした
そうすればすぐにいいよ！と返信が来た

ただ午前中だけならと

午後はお祭りに行くらしい


お祭り、、


お祭り！？！？！？

そうじゃん明日は３日！！

何で忘れてたの私

こんなことに時間を使ってる場合じゃないじゃん

いやでも誘ってしまったし仕方ない

午後は午後で頑張るしかない

私はすぐに眠りについた

次の日
お祭りには行くが浴衣は着ない
抗争のためになるべく動きやすい格好で

さて、会いに行くか

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