幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode50 ページ8

あれから

今日は愛美愛主との抗争について話し合う日
今日ここへ長内が来ることを知ってるのは私だけ

皆真剣な顔で話してるけど私は違う意味で心臓が出そうなのでAEDを抱えながら話をしたい

なんて思ってればタケミっちが来た

『タケミっちじゃん』

マ「どうした？タケミっち」

ド「今大事な話してんだ」

パ「またテメーか」

ペ「引っ込んでろカス」


タ「愛美愛主との抗争止めませんか？」


さっきとは違う意味で一気に雰囲気が重くなった

マ「、、は？」

タ「この抗争は根拠は言えないすけど誰かが裏で糸引いてるんス」

タケミっちが言い終わると同時にパーちんが髪の毛を掴み後ろへ放り投げた

『うわぁ、絶対髪の毛抜けたね 将来ハゲだ』

ド「空気読め」

『スイマセン』

ドラケンに冷たい目で見られた
和ませようとしただけじゃん

そんな事話してればパーちんとぺーやんはイラついた様子で消えろと言い万次郎に話を振り直した

しかし
タ「ダメッす 愛美愛主と抗争はダメっす 東卍はハメられてるんです」

パーちんはゆっくりタケミっちに近づき立てと一言だけ言い立ち上がったタケミっちを殴った

パ「あ！？抗争はダメ！？根拠は言えねぇ！？じゃあ、誰が俺の親友をボコったんだよ 誰がソイツの女れいぷしたんだコラ！？」

それでも退かないタケミっち

マ「タケミっち お前の話はわかった
愛美愛主とやる お前は何もわかってねぇ 俺が愛美愛主とやるって決めた以上東卍は愛美愛主とやるんだよ」


タケミっちはその場に土下座し声をあげた

退けない
このままじゃ東卍は終わる
嫌だと

涙を流し必死に叫んでる

それを聞いたパーちんがまた殴りかかろうとするがそれをドラケンが止める

何かを言おうとしてたが

それを止めタケミっちへと近づく

ドラケンの言葉で万次郎と嫌な空気になるんだよね
私はそれを見たくない

『タケミっちそれじゃダメだよ
本当に止めたいならこの場にいる全員を納得させる根拠を言わないと
私達は何の覚悟も無しにここに集まってる訳じゃない
嫌だって言ってやめられるような事じゃないんだよ』

タケミッチには申し訳ないがここでどんなに頑張ったところで長内は来る

私は視線を工場入り口へ移した


「内輪モメしてるとこ悪ぃーんだけどさぁ 愛美愛主 愛美愛主ってよぉー うちの名前連呼すんの止めてくんねー 中坊連合どもがよー」


櫛で髪を整え煙草を吸いながら一人の男が入ってくる


ほら、来た

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