episode27 ページ31
万次郎の誕生日の次の日
今日は万次郎と出かける
なんか、空けといてくれって言われて
何するかとかは何も言われてない
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『あ、万次郎かな』
マ「おはよ、加奈」
笑いながら片手を上げた万次郎
その後ろにはバイク
マ「乗せるって言っただろ」
『乗せてくれるの！？』
マ「約束したからな」
『私が初めて万次郎の後ろに乗る人だよね！楽しみ！』
嬉しくて勢いよく抱きついてしまった
マ「うわ、いきなりだなぁ笑」
突然でもしっかりと支えてくれる万次郎
私から抱きつくなんてことはあまりないから
少し頬が赤い
『どこに行くかは決めてるの？』
マ「行ってからの楽しみな！ほら、後ろ乗れよ」
『うん、なんか緊張しちゃうなぁ』
ドラケンとかなら普通に乗って何も気にしないのに
何だろう万次郎の後ろはとてもドキドキした
マ「なに、恥ずかしがってんの？もっとしっかり捕まっとけ」
『う、うるさないなぁ、、！』
恥ずかしくなって万次郎の背中に顔を押し付けた
マ「はは笑それじゃ行くか！」
万次郎の後ろに乗ってどこに行くかもわからないけど
ただ肌に触れる風も
時々聞こえる万次郎の声も
体温も
この時間が続けばいいって思った
マ「加奈、着いた」
『ここって、、』
マ「海、、あん時はさお前しっかり遊べなかっただろ」
『うん、ここまた来たかったの、、ありがとう万次郎！』
マ「おう！今日は沢山遊ぼうぜ！」
その日はひたすら遊んだ
時間も忘れて
気付けば日も落ち初めて
そろそろ帰ろうかって話して
また万次郎の後ろに乗った
帰りも行きと変わらない
少し違うのは
暗くなり始めて月が出て
その光が万次郎の髪に当たりキラキラ輝いて綺麗だった
どんどん家に近付いてきて
帰りたくない
そう思ってしまって腕の力を少し強めた
マ「ん？どうした？」
『っ！あ、ごめん！なんでもないよ！』
無意識にやってしまったとは言えそんな帰りたくないなんて言えない
マ「、、なぁ、もう少し走らね？」
『え、、』
マ「なんか、まだ帰りたくねぇなって」
『走る、、もう少しだけ、、』
同じ気持ちってだけで無性に嬉しくなった
その後は言葉なんかなくて
ただずっと夜の街を二人で走った
今は今だけは
世界に二人っきりみたいで
万次郎と二人っきりなのがただただ心地いい
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牡丹餅(プロフ) - ゴリラの娘ですさん» コメントありがとうございます！嬉しすぎて舞を踊ってしまいます😳💦 沢山続き書くので死なないでくださいね、、！ (2021年10月12日 23時) (
レス) id: 131b092364 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - ﾋｭｯ、、、、、、、ﾔｽﾗｶﾆ･･(*T-T)人 ii~~†┏┛墓┗┓†、、、へ(-_- へ)〜ｵﾊﾞｹ←死んでもこの作品をみたい変態☆ (2021年10月12日 20時) (レス) @page40 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
牡丹餅(プロフ) - はるさん» はる様ありがとうございます！途中から変換ミスしていたみたいでご連絡感謝します 直せたかと思いますが誤字により不快な気持ちにさせていましたら申し訳ありません、、！ (2021年10月8日 10時) (レス) id: 131b092364 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - あと万治郎じゃなくて万次郎です……。 (2021年10月8日 10時) (レス) @page46 id: 9e3f851b03 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 春千代じゃなくて春千夜です…… (2021年10月8日 9時) (レス) @page40 id: 9e3f851b03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牡丹餅 | 作成日時：2021年10月3日 0時
