７人の皇子に愛された自称“カッコいい”系腐男子『ＢＬ』

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咲乃 Aside






ま、マジなんなの...？


完璧イケメソと凡人以下の屑人間をそんなに、
こぉーんなに天地の差がひらいていますよーって表したいわけ！？




ってか、そういう王族嫌いだし！


はぁ、もうまったくなんなんだよー




と、僕可哀想の自己陶酔に陥っていると後ろからガバッと抱きつかれる





重くなかったから、
多分クロウド、アリスらへんかな...？




ちらりと、
後ろに目をやると
やっぱりアリスだった




ｱﾘｽ『兄様、他のもの達が心配しておりましたよ？』



「そうなんだ...」

ｱﾘｽ『帰りましょう、兄さm...






あっぅ...///！？！？』


いや、なんであえぎ声を...


ってか、アリスの後ろに真っ黒の武装した変 態襲撃者が....





あ、クロウドね




いやいや、なんでクロウドなんだよ
てか、僕を凄い睨んでるし…



「どしたのクロウド。」


ｸﾛｳﾄﾞ『アリスは俺のも...
っっ、おやつの時間だから帰るよ』

ｱﾘｽ『うぇークロウド、おやつの時間早いなぁー


あ、クロウド手、繋ごう...///？』



ｸﾛｳﾄﾞ『ん...いいy


「僕、わかったよぉぉぉぉっ！！！」



ｸﾛｳﾄﾞ『人の台詞に被せるなよ』



「あんたら、両片想いなんじゃない！？

あ、わかった相思相愛...
うんうんうん、Aはよく分かります。そして、応援します。



で、受け攻めどっち？」


ｸﾛｳﾄﾞ『...えっ..？

アリスが...？』


ｱﾘｽ『く、クロウドが僕のこと好きだなんて...』


ｸﾛｳﾄﾞ『あ、アリスは
どうせAのことが好きだと…』



ｱﾘｽ『てっきり僕は、
ハル兄が好きなのかと…』



ｸﾛｳﾄﾞ『アリスっ...

僕、お前のことが大好きっ！』


ｱﾘｽ『ぼ、ぼぐもぐろう"どずぎぃぃぃっ！！！！！！！


兄様な"ん"で、ずぎじゃな"いぃぃ！！！！！！


好き、大好き！愛してる！！！！！』



美しい顔がぐちゃぐちゃになるぐらい、泣くアリスとクロウド




…ん、ちょっと待て………



今、僕罵倒されてたような………

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