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「付き合うことになった」
わざわざ夜七時、家に奏太が来た。
律儀だなとか、そういうとこが
好きなんだよってもう言えないか。
「そっか、良かったね。
もう一緒に学校、行けないね」
「あ……」
困った顔しなくて良いから。
「まぁ、おめでと。
じゃ。おやすみ」
半ば強引に扉を閉めた。
そしてへたりこんでしまった。
目の奥がジーンとする。
悲しい。苦しい。
「応援するって決めた……でしょ」
奏太には何でも言えたはずなのに。
大事なこと、言えなかった。
好きの二文字、言えてたら何か
変わってたかな。
30cm先には君がいた。
もう、遅いね。
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SHEI☆(プロフ) - 悲しすぎて涙出てくる…ヤバイ、今リビングなのに… (2018年2月23日 21時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 月海。さん» コメントありがとうございます。私の恋愛事情がアレなせいか悲しくなっちゃうんです笑笑 (2018年2月18日 18時) (レス) id: fc79f2e117 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - にゃあ2さん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただけて嬉しいです! (2018年2月18日 18時) (レス) id: fc79f2e117 (このIDを非表示/違反報告)
月海。 - え?待って、悲しい (2018年2月16日 0時) (レス) id: b2d559d9e7 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ2(プロフ) - 悲しい恋愛…ですね…。面白かったです!! (2018年2月12日 9時) (レス) id: 258be3ba7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂川林檎 | 作成日時:2018年1月15日 23時