【ツイステ×刀剣乱舞】愛を欲する神様は歪んだ世界へ沈みゆく…

▽ ページ16

「ねぇ、学園長」


「何ですか清光さん」


「あっ、否、なんでもないや…

ごめんね」








少し歩くのを遅くして欲しいって言おうとしたけど

何だか気が引けた。


そしてまた沈黙する。



清光に成り代わったのはいいんだけど


やっぱり友人に無理やり勧められていた


あのゲーム(・・・・・)と似ているなぁ〜


と、学園長の後ろを着いていく。


歩くの早くて早歩きになる。
そして一生懸命ついて行くのに精一杯。


成人男性ってこんなにも歩幅がでかいんだなぁて、

実感させられた。



学園長はそれに気づいたのか








「あぁ、すみません少し歩くのが

早すぎましたね。

ゆっくり歩きましょうか。」


「えっ、いいの？」


「えぇ、私、優しいので。」


「えぇと、ありがとう。」






と、歩幅を合わせて歩いてくれた。
すると何と学園長は









「うぅ〜〜〜

なんていい子なんでしょう!!!

ここに居るのが勿体ないぐらいです!!!」







と、泣いた。

少し驚いたが私は、




あっ、此奴は変人だったっけ



と、思い無視をした。

そして数分で、鏡の間へと着いた。







「さぁさぁ清光さん

こちらへ名前を言ってください。」


「はぁーい。」

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